これまでに、「魔の二歳児」「イヤイヤ」に関する記事を3本書きました。
あとから思い返せば笑い話になるようなことばかりでも、渦中にいると親子共にイライラが爆発してしまいそうな「イヤイヤ期」「魔の二歳児」。
私も、そしてもちろん1歳半を過ぎた頃から「魔の二歳児」の片鱗を見せ始めたむすめも、それなりに、大変で苦しい思いをしましたが、2歳半になる前にはかなり落ち着いていました。
なので、「この子のイヤイヤ期は、もうピークを越えたのね」「あぁ、むすめも私も、またひとつ、成長したわぁ」…などと思っていたのですが…。
たいへん、甘かったです。
2歳7カ月~8カ月頃から、むすめは2歳になったばかりの「イヤイヤ」とは、ちょっと違う次元での「イヤイヤ」に進化した、「イヤイヤ期・セカンドシーズン」に突入したようです。
かつては「なんだかよくわからないけれど、とにかく、ぜんぶイヤなの!」という「イヤイヤ」でした。
ですが、進化したセカンドシーズンは、「わかってほしいことがあるんだけど、それを言葉にしてママやパパに上手に伝えられない! あ~、ムカつく~!!」と、ちょっとレベルアップした苦しみがあるようなのです。
な〜んて、大人っぽく考え過ぎかもしれません。
しかし、「やだー、いやだー」と泣き叫ぶ合間に、「でも」「だって」「ちがう」「あの、あの…」という、「私には伝えたいことがある」を表現する単語が挟まることが圧倒的に増えたので、私はそう解釈しています。
(こうやって理由づけて自分を納得させないと、私まで、むすめよりもうちょっと上級の「イヤイヤ」を発動してしまいそうだから、というホンネもあります……)
さて、そんな、セカンドシーズンな「イヤイヤ」むすめに対し、我慢にガマンを重ねているつもりですが、日に何度、
「イヤ、じゃわからない!」
「泣いてもだめ!」
「ちゃんと、いうことを聞いて!!」
と、大きな声で…とは控えめな表現ですね…実際のところ、怒鳴っているかわかりません。
どこまで、イヤイヤを受け止めればいいの?
どこまで、叱ったらいいの?
叱るのをやめたら、ワガママになっちゃうんじゃないの?
わたしは、何をどこまで我慢しなくちゃいけないの?
また叱ってしまった、本当は大きな声なんて出したくないのに。
笑顔のときは、こんなにこんなにかわいいのに、どうして?
毎日まいにち、こんなことばかりを考えて、繰り返しています。
むすめのことが、可愛くてかわいくて、なにより大切で、こんなにこんなに愛しいのに、どうして毎日何度もきつく叱らなくてはいけないんだろう。
ほんとうは、いつだってやさしい気持ちで、「いいこね、だいすきよ」と抱きしめていたいのに。
むすめの「イヤイヤ期・セカンドシーズン」の今、わたしは、かつてない葛藤と自己嫌悪の中にいます。
そんななか、ある日、私がむすめを叱る姿を見たお義母さんに言われたひとことが、心に刺さりました。
その言葉については、次の記事「中編(「怒りすぎない」がわからない…)」でお伝えします。
※編集部注※
本記事は、Cheers! mama編集部・三浦のブログ『ママのまいにち、わたしのまいにち。〜チアママ編集長のブログ』より、反響の大きかった記事を再編集して掲載しております。
【関連記事】
- 【魔の二歳児】 母と子がお互いに気持ちよく過ごすための、ちょっとした心がけ(前編)(後編)
- 【魔の二歳児】我が家の「イヤイヤ!」対処法
- イヤイヤ期を乗り切るヒントがここに! 育児を楽しくしてくれた『保育士おとーちゃんの子育て日記』
- 【魔の二歳児】 イヤイヤ期に寄り添い「笑い話」にして乗り越えよう!
- 【チアママ座談会レポ1】テーマ:『魔の二歳児』のイヤイヤ、どうしてる?〜ママたちの苦悩と対策
- どうしても傘が持ちたいむすめと私の折衷案
- 【魔の二歳児】イヤイヤ期の子どもは謎だらけ!【母と子の涙と愛の物語】
- 【魔の二歳児】強いこだわりがイヤイヤの原因!?
絵本で人気のミッフィー木製玩具NICHIGAN ORIJGINAL(ニチガンオリジナル)miffy(ミッフィー… |