8月27日、新宿のレストランにて、mama記者&編集部で、ランチ座談会を開催しました。
今回のmama記者メンバーは…
星 英子さん&息子くん2歳(写真上段左)
ひよ子さん&娘ちゃん1歳11カ月(中段左)
くらかたなつこさん&息子くん2歳9カ月(中段右)
ひろさん&息子くん1歳10カ月(下段)
の4名。プラス、編集部・三浦(上段右、星さんの息子君と♡)でした。
割と近い月齢のお子さんをもつmama記者さんが集合した今回のテーマは『今、悩んでいること』。
1歳半〜3歳くらいの、いわゆる『魔の二歳児』な子どもを持つママの悩みといえば、こちらでしょう!
そう。 『イヤイヤ期』!!
毎日何度もイヤイヤしまくる子どもたちとの戦いについて、徹底的に話し込んできました。
美味しいランチをいただきながら、ゆるゆると座談会スタート!
***
今日集まった子どもたちは、どんな「イヤイヤ!」を発揮しているのでしょうか。
例えば、スーパーでは…
- 「カートを押したい!」「かごを持ちたい!」「かごの中身を棚に戻したい!」(1歳11カ月・女児)
- 「あっちにいきたい、こっちにいきたい」「(STAFF ONLYなど入っては行けない場所に)入りたい」(2歳・男児)
- 「あれかって!」「これ欲しい!」(3歳・男児)
- 「カートに乗りたい」「試食がもっと欲しい」(2歳・女児)
- 「びえーーーーーん!(よくわかんないけど、なんだかとってもイヤ!!)」(1歳10カ月・男児)
などなど。
文章で見てみると、「な〜んだ、このくらい、かわいいじゃない♡」なんて思ってしまうのですが、子どもと2人のときに、お店や交通機関などの公共の場所でコレが絶叫とともに繰り広げられるかと思うと…ゾッとしますね…。
では、皆さんの対象法は?
- できる範囲でかなえてあげる(持ちたい物を持たせたり、乗りたいものに乗せたり)
- とにかく、我慢させる(だめなものは、だめ)
- 代替案を示してみる(ほかのことに興味をそらせる)
- お気に入りの動画を見せる(スマホの恩恵にあずかる)
- 仕方なく、買って与える(ごまかしがきかない)
- ひたすら、嵐が通り過ぎるのを、待つ(何をしても収まらない)
最後の「ただ、待つ」というのが、最終にして最強の対処法かもしれないと、つくづく思ってしまいました。
今回の座談会参加者の中では、もっとも月齢の高い、もうすぐ3才の息子さんのママであるなつこさんいわく、
言葉が出てくるとだいぶ落ち着く。
これ? → ちがう! → こっち? → そう、それ!
というような会話ができるから。
でも、そのかわり「後で○○してあげるから我慢して」と、少し前まで通用していたごまかしは通用しなくなってしまう…。
とのこと。
さらに、言葉で表現できない時期は、身体で「イヤイヤ」を表現していたから困った…という言葉には、「うちも!」と経験談が出る出る。
- とにかくのけぞる。のけぞる。のけぞる!
- 物を遠くへ放り投げる
- 地べたに座り込む
- 地べたに寝転がる
- 自分の顔を自分でたたく
- 壁に額を打ち付ける
- 周囲の人(おもに、ママ)をたたく
などなど。
座り込んだり寝転がっている子どもは、街中でもみかけることがありますが、ママが特に心配になってしまうのが「自傷行為」。
自分で自分を傷つけることで、イライラを表現する時期を経験している子どもは少なくありませんでした。
とはいえ、これも、一過性のもの。
言葉や行動など、別の表現方法を習得していくなかで、だんだんとやらなくなっていくようです。
今回、一番月齢の低い1歳10カ月の息子くんのママであるひろさんは、
いま、まさにイヤイヤが本格スタートの時期にさしかかったみたい。
ベビーカーに乗ってくれない…
というお悩みが。
「ベビーカーをいやがる」というのも、鉄板の「イヤイヤ現象」の1つのようです。
皆さんの経験上、成功した対象法は…
- パパに子どもをベビーカーに乗せて散歩に出かけてもらった。すると、「あれ?ベビーカーって、いいかも」という気持ちが芽生えたようで、以後、少しずついやがらなくなった
- 消防車や救急車に乗るイベントに連れて行ったら、「ベビーカーも乗り物なんだ!」「ベビーカーは、自分の乗り物なんだ!」と気づき、乗ってくれるようになった
など。
本人が、「ベビーカーはイヤな物ではない」ということを思いつくためのヒントを、いいタイミングで子どもに与えてあげられると、解消で切るのかもしれません。
と、そんなお悩みを持つひろさんの息子くんは、座談会終了後、駅へ向かう帰り道で、グズグズと泣き出してしまいました。仕方なく、ひろさんは息子さんを抱いていたので、手の空いている私がひろさんのベビーカー(現状、荷物置きカート)を押して歩きました。
すると、ベビーカーがイヤだと泣いていた息子くんが、とつぜん、
「あれ?」「なんで?」
という表情になり、ベビーカーを指さします。
すかさず、「ベビーカーのる?」と、ダメ元で着席させようとすると…座った!
おそらく、ママ以外の人が、僕のベビーカーを持っていっちゃうよ!!、と、不安になったのだと思います。
思いがけないところに、ベビーカーのイヤイヤを解消するヒントが落ちていました!
これがきっかけで、ベビーカーにスムーズに座ってくれるようになるといいなぁ。
***
子どもが10人集まれば、
イヤイヤもそれぞれ。対策も、それぞれ。
座談会で話し合っても、もちろん、「コレ!」という結論がでるものではありません。
でも、自分と我が子との関係の中に、「もしかしたら、あの人の対象法でうまく行くかも!?」というヒントがたくさん落ちていました。
「イヤイヤ期」。
一生続くものではないと、頭では、わかってるんです。
ママたちみんな。
かわいいあなたが、どうしてこんな小さな怪獣になってしまうのか。
悩んで、悔しくて、ムカついて。
でも、どうにかしてあげたくて。
いつか、子どもたちがもう少し大きくなって、無意味にイヤイヤする時期を終えたら、
「あなたたちの壮大なイヤイヤ期、ママたちも一緒に乗り越えたんだよ!いえ〜い!」
って、みんなで一緒にハイタッチしたいな。
そんなことを思いながら、座談会の会場を後にしました。
次回の座談会も、楽しみです!
(Cheers! mama編集部・三浦良恵)
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