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どうしても傘が持ちたいむすめと私の折衷案

 

1歳9カ月のむすめ、おしゃべりや歌を歌うことが上手になってきました。

 

ちょっぴり間違っている日本語や独特のイントネーションがとんでもなくかわいい反面、自己主張も激しくなり、イヤイヤも真っ盛り。

 

パジャマを着たくないといって裸で逃げ回り、靴下をはきたい・脱ぎたいを延々繰り返し、口に入れたごはんをベェと吐き出し…。

 

それどころか。

本人も何がイヤなのかわからずに「イヤー! イヤー!」と泣き叫ぶこともしばしば。

 

これは、俗にいう、

魔の二歳児

イヤイヤ期

の前兆?なのでしょうか。

 

あまりのイヤイヤ攻撃に、思わず、「ママだってイヤぁ~!」と、叫んでしまいそうになることも。

 

いつでもおおらかな気持ちで子どもと接するのは簡単なことではありません。

すくなくとも、私にとっては。

 

で、これは先日のこと。

 

夕方に雨の予報があったので、長い傘を持って出かけることにしました。

 

すると、玄関先で、

「かしゃー!!(傘) もつのー!!」

と、大騒ぎ。

 

36c8c9261c98e7c1b7d7d5e14410cdda1-225x300▲あなたが持つには、大きすぎます…。

 

しかし、身長80センチと少々のむすめが、大人用の傘をじょうずにもって歩けるわけがありません。

 

引きずって歩いてみては「おもい!」と文句、私が代わりに持ってあげようとすると「もつの!」と怒る。

 

んも~!!!

 

忙しい朝、このままむすめにつきあっていては、保育園にも仕事にも遅刻です。

 

そこで、むすめに提案。

 

「いっしょに、持とうか!」

 

一瞬、「ひとりで持ちたいのに…」という曇った表情をしましたが、いざ、やってみると、

「いっしょ、いっしょ、かーしゃ、かーしゃ」

とゴキゲンに!

37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a31-225x300▲作戦成功!!

 

早足で私たちを追い抜く通勤を急ぐ皆さんが必ず二度見するこんなスタイルでせっせと歩き、無事、予定通りのバスに乗ることができました。

 

1歳をすぎて、ものごとがわかり始めたばかりのこどもはただ、「ダメ!」といっていても納得してくれません。

 

とはいえ、やりたいということをすべてやらせていては、危ないことももあるし、わがままがクセになってしまう心配も。

 

むすめも、私も、笑顔でいられる「折衷案」をじょうずに提案できるようにならなくては。

 

かあさん、精進、あるのみです!

 

 

 

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