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息子と私の1年間のトイレトレーニング [3] ついに、完了!〜覚えておきたいコツと心得

 

着替えはリュックに入れて自分で持つよ!

 

前回まで2回にわたり、息子と私のトイレトレーニングについてお話しました。「息子と私の1年間のトイレトレーニング [1] 1歳半~ おまるや補助便座に慣れよう!」「息子と私の1年間のトイレトレーニング [2] 2歳~ パンツ選びとトイレの雰囲気作り」

最終回となる第3回目は、トイレトレーニングに慣れてから完了までをレポートします!

 

【家で8割くらいうまくできるようになってから、外でもパンツをはかせてみる】

パンツで外出する日は、汚れても洗いやすいようにビーチサンダルで出かけ、着替えも上下あわせて3組程度持って行きました男の子はおしっこが前に出るので、もらしてしまったときはシャツも濡れることが多かったです)。

 

夏はサンダルが安心! ▲トイレトレーニング中の外出はサンダルが一番!

 

おしっこ我慢サインが出たら、遊んでいるのをうまく誘導してトイレへ。

『ちっち行きたいでしょ? トイレ行こうよ!』と言うと嫌がるのですが、『ママがトイレに行きたいのだけど、一緒について来てくれる?』と聞くと、素直についてくることが多かったです。そこで便利なことばが『じゅんばんこ』! 『ママ終わったから、次タイの番ね!』というと、あっさり座っておしっこしてくれました。

 

別のママの話では、あえて冬にトイレトレーニングをしたという人も。冬服はとても生地が厚いため、おもらししても、床などを汚さないので、お店などでも助かったと言っていました。

 

【外でおもらし、子ども自身が一番恥ずかしいようです】

タイは言葉がたくさん喋れるほうではないので、外出先でおもらしをした時は、本当にバツのわるそうな顔をしていました。

私もここでは何も言わず、静かに後始末をしてトイレに連れて行き、個室に入ってから服を着替えさせたり『次は出るとき教えてね。すぐトイレ連れて行くからね、大丈夫だよ~』と声をかけていました念のためすぐ掃除できるように、雑巾やビニール袋、アルコールスプレーは持っていました)。

 

【男の子には効く? 「かっこいい」は、ほめことば】

2歳をすぎてから、かっこいいという意味がわかったのか、トイレでおしっこできるたび『できたね! かっこいいよ!』と言っていました。それをほめことばと取ったタイは、トイレでおしっこをしたがるようになってきて、『ちっち、でた!かっくい~!』と自分でも言って喜んでいました。

子ども一人一人に効くほめことばが絶対あると思うので、探してみてください。ママからのほめことばが、きっと一番の励みになると思います。

 

【正直、とってもイライラします】

おしっこ我慢サインが出ているのにトイレに行かなかったり、おしっこしたと思ったら、すぐまたちっち! と言われたり……。街中でたまに見かける『なんでさっきトイレ行っとかなかったの!!!』と怒っているママの気持ちが、今は本当によくわかります。

 

以前なら、大人だってそんなこと言われても出したい時にしか出せない! と思っていましたが、子どもの場合、我慢サインが出ていても気持ちが楽しいほうに向かっている時は、トイレに誘って実際座らせてもしないのです。

しないなら外出してしまおう、と駅に向かったところ、途中で『やっぱりトイレー!!!』となるのです。今言われても、トイレがない! とか、何度『だから、あの時にーー!!!』と言いたくなったことか。

 

でも、子どもにとって、トイレに行くことはトレーニングが必要なこと。

大人だって、初めてのヨガでインストラクターと同じポーズするのは難しいのと一緒で、自分の体だけどトレーニングしなくちゃできないことなんて、いっぱいいっぱいある! そう自分に言い聞かせて、一緒に乗り越える気持ちでやってきました。ほんとにイライラしたけれど!

 

【補助便座ない時は? トレーニング中におすすめのトイレとは?】

洋式の場合、通常とは逆の方(タンク側)を向いて座らせ、体を支えています。便座一番手前のふちがお尻から太ももを支えてくれるのと、便座に手をついて自分でも支えられるので、通常通り座ってお尻が落ち込むより、ずっと安定して良いようです(と、偉そうに言っていますが、これを教えてくれたのは主人です)。

 

駅でよく見かける「だれでもトイレ」。おむつ替えの時によく利用していましたが、トイレトレーニング中にはもってこいです。おしっこが漏れてしまった時や、汚してしまった時に着替えられるので、大変助かります。

 

男の子が洋式トイレに座る場合は特に、はいているズボンもパンツもぬがしたほうが、おしっこが思わぬ方向に飛び散った時に後が楽なんです。急いでトイレにかけこんで、片足だけはかせたままおしっこしたけど、はいてるズボンの方に飛んで行った! なんてことも多々ありました。そして、なによりベビーカーごとトイレに入れて、さらには荷物が置けるちょっとしたスペースが、荷物の多いママには本当に助かります。

(和式トイレについては、私もトレーニング中の上手な利用方法が知りたいです)

 

【トレーニングパンツは使用せず】

わが家は全部屋フローリング(カーペットなど敷物一切なし)で、私もタイがおしっこをしている瞬間にどうするかを知りたかったので、トレーニングパンツは使用せず、普通のパンツで過ごしました。

毎回、かかさず掃除をしなければならないので、大変手間でしたが、いつかは終わるし、まぁいいか~と思いながらしていました。

ママの中には、トレーニングパンツ代わりに、昔使っていた布オムツにした方もいるみたいです。

 

【外でパンツを履かせてから約半月ほどで慣れました】

オムツの時ほど頻繁におしっこをしなくなりました。夜は、まだ念のためにオムツをしていますが、夜も徐々におしっこをしなくなりました。

オムツが取れてからは、夏にひどかったオムツかぶれがなくなり、血だらけだったお尻がキレイになったのを見て、とても嬉しかったです。

 

 

以上が、我が家のトイレトレーニングの完了までの道のりです。これから、トイレトレーニングのママのちょっとしたヒントになればうれしいです。

 

今でも、外出時はトイレがどこにあるのか常にドキドキしています。

子育てって、本当に大変なことも多いですが、それもまた、いつかは良い思い出になるんだろうな~と思うと、少し楽しい気持ちにもなってきます。

(mama記者・上田ほなみ)

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