今年の夏、息子タイが卒業したもの。それは、おむつです。
約1年間のチャレンジを3回シリーズでレポートしたいと思います。本格的なトイレトレーニングは夏がいいと思います。今、季節は秋から冬に向かうところですが、トイレトレーニングの準備として、読んでもらえるとうれしいです。
7月に2歳を迎え、さらに動き回るようになっていた今年の夏、おむつかぶれが本当にひどく、血だらけになっているお尻を見て、よし、おむつを卒業しよう!と決意しました。
とは言うものの、トイレトレーニングをなんとな~く始めていたのは1歳半からです。
【おまるや補助便座に慣れる】
特に用がなくても、目に付く場所に置いておいたり、またがらせて遊んでいたりしました。賛否両論あるようですが、またがることを嫌がっては意味ない、とにかくそのものに慣れるように触れる場所に置いていました。
キャラクターものを喜んでトレーニングがはかどる子と、逆に遊んで全く進まない子がいるという話も元保育士のママから聞いたので、わが家は一番シンプルな、何のキャラクターもついていないものを購入しました。
【朝一、とりあえず補助便座つきトイレ(おまるでも)に座らせる】
実母から、「大人と同じように子どもも朝起きたらおしっこが溜まっているはずだから、とりあえず座らせてみたら?」と言われ、しばらく試していました。
でも、少しでも嫌がったら、絶対に連れて行きませんでした。強引に座らせようもんなら、そこは「無理やり連れて行かれる恐怖の場所」と化してしまうので、嫌がっている時は「そういう時もあるよね、じゃぁ、またここでしたくなったら教えてね」の一言だけそえて、朝は普通におむつ替えしていました。(割合でいうと、この頃の朝一トイレ率は週1回あれば良い方でした。はじめはとにかく嫌がっていました。)
【自分(親)を見てもらう】
後追いも激しく、どこへでもついて来る! もう、とにかくついて来る! という時期でした。
ちょっと恥ずかしいですが正直に言うと、トイレのドアを開けっ放して、目の前にタイが待っていることが本当に多かったので、「タイは今おむつだけど、いつかはこうやってここに座って、ちっち(おしっこ)やうんちをするんだよ~。ここですると、スッキリするよ~!」と、毎回言っていました。
わかっているのか謎でしたが、なんとなく伝わったのかなと思います。
【力みはじめたら、タイミング!】
タイは毎回のうんちにかなりの力が必要らしく、力みはじめると顔は真っ赤、体もぷるぷる震えてわかりやすかったので、少しでもその様子が見られたら、すぐに補助便座を設置したトイレにつれて行っていました。(トイレよりオマルの方が安心する子もいると思います。)
このようなやり方で2歳になるまでに、うんちだけは必ずトイレでできるようになっていました。
知り合いの助産師さんによると、『こどもは足がついていたほうが力みやすいから、まずはオマルで床に足をつけてする方がいい』とのことでした。
確かに、幼稚園などの便座は小さく低いし、大人も足がぶらぶらした状態ではしにくいと思います。今、もし、トイレトレーニング中で、子どもがなかなかトイレ(補助便座)でしない……、という方は、台を置くなどして足がつくようにすると良いのかもしれません。タイは台がなくても平気だったので、補助便座のみでした。
「息子と私の1年間のトイレトレーニング [2] 2歳~ パンツ選びとトイレの雰囲気作り」へ続きます。
(mama記者・上田ほなみ)