むすめの1度目の夏は、0歳0カ月の新生児。2度目の夏は、1歳。やっと、つかまり立ちをした頃でした。
3度目の夏。2歳になったこの夏のむすめは、「よーい、どん!」といいながら走ったり(歩いているようにしか見えないけれど)、「じゃーんぷ!」といいながら小さな段差を飛び降りたり。とめどないおしゃべりと歌が、私の毎日のBGMとなりました。
川崎病を患ったり、なんども入退院を繰り返したりと、不安も少なくありませんでしたが、笑顔で2歳を迎えられたこと、こころから嬉しく思います。
…と、そんなむすめの誕生会に、いっちょ手作りケーキでもつくっちゃおうじゃないの!と思い立ちました。
が!! ケーキ作りの経験がほとんどない私。
昨年、友人が作ってくれたケーキがとってもかわいかったので、まねっこしてみるとに!
友人に口頭で作り方を教わったときの記憶を掘り起こして…ところどころ、適当にアレンジして作ったのはこちら!
友人は「これ、ほんとに簡単なんだよ!」と言ってはいたものの、私がうまく仕上げられる自信はまったくなく、「失敗したら、当日ケーキ買いに走ってね」とオットに何度も頼んで、制作スタート。
ですが、このクマちゃんケーキ、本当に簡単でした。
いや、簡単というよりも、簡単につくるための裏技?ちょっとしたズル?をいくつか盛り込んでいるのです。
お菓子作りがあまり得意でない方でも、苦労することなくできると思います♪
『初心者でもできる! 子どもが喜ぶ立体クマちゃんケーキ』
<材料>
- ロールケーキ
- スポンジケーキ台
- 生クリーム(お好みで150〜200mlくらい?)
- 砂糖(お好みで・ホイップクリームに使用)
- フルーツ(缶詰でも果物でも)
- デコレーション用のお菓子(クッキーやマーブルチョコ、チョコペンなど)
- ボール
- ホイップクリームの絞り袋
- ケーキを入れる箱
<作り方>
(1) ロールケーキを作る
…えっ、なにそれ、いきなりハードル高い!と、思いましたか?
私は、思いました。
ですが、ここでいきなりの裏技その1。
このロールケーキは……
市販のもので〜す♡
クリームやフルーツたっぷりのものよりも、スーパーでよく見るタイプ(スイスロール)がおすすめです。
(2) スポンジケーキを焼く
これも、お菓子作りに縁のない私にはハードルが高いので、市販のスポンジケーキ台を購入する予定でした。
が!
残念ながら近所では売っていなかったので、自分で作ってみることに!
しかし、我が家にはケーキを焼く型すらありません。そこで…
裏技その2、焼き型付きのキットを購入!
キットについている小麦粉と、卵・牛乳を混ぜて、付属の焼き型に入れて35分ほどオーブンで焼けばOK!
焼いている間に、次の作業を進めておきましょう。
(3)ロールケーキを開いて三角形に切る
なんと、ここでせっかくのロールケーキを開いてしまいます。
三角形にカットするのはなぜかというと…
(4)ボールにラップを敷いて、三角形のロールケーキを敷いていく
ロールケーキを開いて三角形に切った理由は、これ。
クマちゃんの頭は、ボールで作っていたのでした。
最後にクリームでデコレーションするので、ここではさほど綺麗になっていなくても大丈夫。隙間のないように、ロールケーキを埋めておきます
(5)ケーキの中で使うホイップクリームを用意する
ホイップの量&お砂糖の量はお好みで。
私はあまりホイップクリームが得意ではないので、少なめ&ちょっとでも軽い口当たりにしたくて、中で使うクリームは豆乳入りのものにしてみました。
(6)スポンジケーキ台が完成!
初心者でもこんなに綺麗に焼き上がりました!さすが、キット!
しばらく置いて、粗熱を取ります。
(7)スポンジケーキを切る
粗熱がとれたら、半分の厚さになるよう上下に切ります。ま、これもだいたい、です。
写真におさめてしまうと、私の作業の荒っぽさが目立ちますね…。
(8)ボールにスポンジケーキを少し敷く
(9)ホイップクリームを塗り、フルーツを置く
(10)(8)〜(9)を繰り返す
今回は、マンゴーとみかんの缶詰を使用しました。
1回目は黄桃&みかん、2回目はマンゴー&みかんで作ってみたところ、よりケーキになじんでしっとりした仕上がりになるのはマンゴーでした。フルーツ感(食感)を味わいたいなら黄桃。お好みでイチゴやキウイなど、どんなフルーツでも良さそうです!
(11)半分に残ったスポンジケーキでフタをする
偶然にも、ボールのサイズにピッタリ!だったので、サイズ調整をしなくて済んでラッキー!
(最初にスポンジケーキ型のサイズをチェックしてからボールのサイズを決めればよいことでしたね。と、後で気づいたというのは、秘密)
(12)ラップで全体を覆って冷蔵庫へ
しばらく寝かせて、形を作ります。
…と、私は、ここまでを前夜に、次からの仕上げを当日に行いました。
さて、いよいよ仕上げです。
(13)デコレーション用のホイップクリームを作る
こちらも、甘さはお好みで!
(14)ケーキの箱を用意する
デコレーションはケーキの箱に付属の台で直接行いました。(箱に入れておく方が冷蔵庫で保管するときに邪魔じゃなかったので)
もちろん、お皿でもOKです♪
(15)箱の土台にクマちゃんの頭をセットする
ボールを土台の上でえいやっ!っとひっくり返して、ラップをはがすと、こんな感じ!
見事なドーム型!
(16)クマちゃんの頭にクリームを塗る
量はお好みで。塗らなくても大丈夫かも?
(17)全体をホイップで埋め尽くしていく
絞り袋を使って、あたま全体にホイップでデコレーション。
このとき、難しいことは考えず、「とにかく隙間なく埋めていく」で、大丈夫!(実際、ところどころぐちゃっとなってしまったんですが、仕上がったらあまり気になりませんでした)
このデコレーション用のホイップを作るときに、ココアパウダーやミロをいれると、茶色いクマちゃんになりそうです!
(18)クマちゃんのパーツを用意する
クッキー・チョコペン・マーブルチョコを使って、クマちゃんの耳・目・鼻・口を作ります。
(19)本体に、パーツを貼ったり刺したりすれば…
じゃんッ! クマちゃんになりました!
(20)メッセージを書いて、完成!
ケーキの台に直接書いちゃいました。
これで、”簡単・3−Dクマちゃんケーキ”が完成です!
私は、ロールケーキもスポンジケーキ台も市販のものを使用しましたが、お菓子作りが得意なかたは、ご自分のレシピで作れば100%手作りですね!
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このケーキのよいところは…
- とにかく、簡単……中身は見えないしデコレーションもそんなに気を使う必要がなく失敗が少ない
- わかりやすいデザイン……見た瞬間に「わぁ、クマちゃんだ〜♡」となる
- 両面に顔がある……写真撮影のときに、撮影者にも子どもにも顔が向くので笑顔がゲットしやすい
- 子どもにあげても、安心……手作りのいいところは、好みの甘さや素材で作れるところですね
という点。
唯一のデメリットは、食べるときには頭を割る!?ことになってしまう点!
断面はこんな感じ。
クリームを増やしたり、フルーツの種類を変えたりして何度も楽しめますね♪
おまけ
クマちゃんのあたまにロウソクを2本たてると…
鬼!? 呪い!? …みたいになっちゃうので、
数字タイプのロウソクをおすすめします♪