前回の記事『息子と私の1年間のトイレトレーニング [1] 1歳半~ おまるや補助便座に慣れよう!』では、トイレトレーニングをゆるっと開始した1歳半からのお話をしました。
今回は、少しステップアップした2歳からの記録です。
【自宅にいる時のみ、パンツをはかせる】
初めてのパンツは履くのが楽しくなるように、子ども自身に好きなデザインを選んでもらいました。今までおむつだったので違和感があったのか、嫌がってはかない時もありました。
しばらくは、「おむつにする?パンツにする?」と聞いて答えた方をはかせていましたが、パンツをはいた時、「かっこいいね~」と褒めていたのも、2歳男児には良かったようです。
慣れてくると、大好きなキャラクターが描いてあるパンツが嬉しかったようで、それを自分で持ってくるようになりました。
【おしっこが出る瞬間を親子で発見!】
パンツをはいてから1カ月くらいは、垂れ流し状態でした。でも、これで本人もおしっこが出る瞬間がわかったのか、出る!と思った瞬間、下をむくように。
お風呂場でもそうすることがあり、その時も必ず下をむいていたので、「ちっち出たね~!スッキリしたね~!」と言っていました。
それから慣れてくると、出そうになった時は、手でおちんちんあたりを上から押さえるようになったので、「ちっち行こうか?」と誘っていました。
でも、実際に素直に行くことはほとんどありませんでした。
【トイレには、こどものエンターテインメントを!】
知り合いの助産師さんによると、トイレでの排泄(特にうんち)を嫌がる要因の一つに、排泄すると自分の体(内蔵の一部分)がなくなるように感じ、それを恐怖に思う子もいるそうです。
だから、なるべくトイレで過ごす時間を快適に感じてもらえるように、おしっこやうんちができたらごほうびシールを貼るカレンダー、お気に入りの絵本、好きな絵などを飾って、トイレに座っている間、楽しい気持ちになるようにしました。
そのせいか、トイレでは一人になりたいようだったので、「出たら呼んで~」と退出し、好きにさせていました。
一人にさせる時、くれぐれもトイレットペーパーをホルダーから外すのを忘れずに!(山盛りトイレットペーパーが便器に入っていたのを、目の前でタイが流したことも。。。)
【失敗しても、嫌がっても、とにかく子どもをあたたかく見守る】
(これは先輩ママさんからの助言です)
子どもがトイレへ行くのに慣れた頃に、偶然か、立て続けにおもらしをしてしまったことがあったそうで、「なんで今までできていたのに、できないの!」と、つい怒ってしまったそうです。でも、それがきっかけで、その後ずっとおもらしし続けるばかりか、抱っこ要求も激しくなり、ついにはおむつに逆戻りすることになったそうなのです。あの時、怒っていなければ。。。と後悔していると教えてくれました。
なので、失敗しても「大丈夫、いつかはうまくできるよ」とか、明らかに我慢しているのにトイレに行きたがらない時も「じゃぁ、行きたくなったら教えてね」と、できるだけさらっと前向きなことばをかけていました。
【絵本で読み聞かせ】
絵本が大好きなタイにとっては、これが一番楽しかったようです。
いろいろな作家さんの本があるので、親子で好きな絵本を探すのも楽しいと思います。
わが家では、この絵本が大活躍してくれました。
可愛いイラストで楽しい気分になる絵本です。
…と、このような感じで、少しずつ進んできた私とタイのトイレトレーニング。
次回は、トイレトレーニング完了までのレポート「息子と私の1年間のトイレトレーニング [3] ついに、完了!〜覚えておきたいコツと心得」です。
(mama記者・上田なほみ)