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キッチンに「粉モノ注意報発令中!」 使いかけの粉類をすぐにチェックしよう

 

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あなたのキッチン、小麦粉、お好み焼き粉、ホットケーキミックスが、こんな風にクリップ留めで常温保存していませんか!?

 

上の写真は、我が家で昨日発掘された、お好み焼き粉、てんぷら粉です。どちらも、イケアのクリップでとめているだけで、シンク上の収納棚に入っていました。

 

先日、Cheers! mama編集部メンバーとmama記者さんのTwitterの「キッチンの粉モノやばい、ダニが発生するよ!」というやりとりを見てビックリ! そいえば、以前、実家の母親から「使いかけの小麦粉は、常温で長期間保存しちゃダメよ」と言われていたのですが、なぜ開封済みで常温保存してはダメなのか? の理由を知らないまま「ふーん、そーなんだ」と思うだけで、何もしていませんでした……。

 

mama記者の皆さんの情報を元に調べてみたところ、衝撃の事実が……。

 

【「東京都福祉保健局」のホームページより】

ダニやハウスダスト等のアレルギーをお持ちの方は特にご注意ください!
開封後の粉製品は早めの消費を! 
~粉製品に繁殖したダニによる即時型アレルギー~

 

お好み焼き粉やホットケーキミックスなど、開封後の保存方法がわるく、内部でダニ類が多量に繁殖した粉製品を使った料理を食べたことによってアレルギーを起こす事例が報告されています。

 

■アレルギーを起こした事例

粉製品に混入したダニを摂取したことによる即時型アレルギー(アナフィラキシー)がダニが混入したお好み焼き粉やミックス粉等の粉製品を使用して加熱調理した料理を食べたことが原因で発症したと報告されています。

即時型アレルギー(アナフィラキシー)は、皮膚症状、呼吸困難が主ですが、意識低下、ショックなどの全身的なアナフィラキシーが生じる場合もあります。

 

■なぜダニが繁殖するの?

ダニは餌えさ・潜もぐる場所・温湿度の条件がそろうと繁殖します。適度な温度と湿度のある台所は、ダニが発生しやすい環境となっています。
ダニは体長が0.3~0.5ミリメートルと非常に小さいため、開封した袋にわずかな隙間さえあれば侵入することができます。家庭で保存されていた粉製品を検査したところ、開封部分を折り曲げて、輪ゴム、クリップで閉じたものや、密閉容器に保存していたものからもダニが検出されました。

 

■どのようなことに気をつければいいの?

ダニアレルゲンは熱に強く、加熱調理をしてもアレルギー症状の発現を防ぐことはできません。お好み焼き粉やホットケーキミックスなどの粉製品を取り扱うときは、以下の点に気をつけましょう。

 

  • 開封後はなるべく早めに使い切る
  • 冷蔵庫で保存するのが効果的!
  • 吸湿やにおいの吸着を防ぐため、密閉容器に入れる
  • 冷蔵していても早めの消費を!

 

東京都福祉保健局のホームページは → コチラ

 

我が家の場合は、「粉を中途半端に使う」→「忘れる」→「賞味期限切れて捨てる」という一番ダメなパターンですが、今後のためを考えて、さっそく、このような密封容器をネットでまとめて購入しました。

 

密封容器が届いたら、新しく購入したお好み焼き粉やホットケーキミックスを容器に入れて、冷蔵庫で保管します!

 

アレルギー症状が出たことがなく、自分がダニアレルギーを持っているという自覚がなかった人も、常温保存したダニの繁殖した粉で作ったものを食べて、アレルギーが出る! こともあるそです。

ご自分にアレルギーがないと思っている方も、ぜひご自宅のキッチンの粉モノ保存譲許をチェックしてみましょう。

 

(情報提供:mama記者の皆さん / 記事:Cheers! mama編集部・まきためぐみ)

 

 

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