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いつから始める?どうやって教える?発達にあったひらがなの教え方

3歳児の特徴は表象能力の高まり それは「考える力」の土台となるもの

そもそも3歳前後は「表象能力」と呼ばれる、「頭で思い描く力」がものすごく高まる時期です。

2歳頃は、言葉の理解は進んでいるので、言って聞かせた言葉自体はわかりますが、言葉が表す内容をありありと頭に思い浮かべること(表象すること)までには至りません。

その点、3歳になると、ものの概念を形成し、それを表す言葉をどんどん学んで、頭の中に映す世界を広げていますから、ものごとの「共通性」や「差異」を見出すことができるようになっているのです。

そして、頭の中で、ものごとを分類・整理して思考する力が増し、やがて論理的にものごとを考えられるようになります。

子どもの思考力を伸ばすには、外に出て積極的にいろいろな体験をし、どんな体験をしたのかを、たくさんおしゃべりすることをオススメします。

幼児期は幅広い領域にバランスよく取り組むことが大切

いかがでしたか? ひらがなはもちろん、幼児期の今は、いろいろな体験を積むことで、知識を深め、考える力の土台を育むことができるようです。

こどもちゃれんじでは、発達や年齢に合った内容で、言語・数量・論理・図形・自然・社会・表現など、バラエティー豊かな知育テーマを学ぶことができます。

たとえば、2・3歳向けぽけっとでは、覚えた言葉を整理するために必要な「多少・大小・図形」などが学べる「3歳の知育プログラム」があり、2・3歳にピッタリの内容でいろいろな体験ができます。この機会にぜひ一度内容をご覧ください。

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教えてくれた方: 沢井 佳子先生
認知発達支援と視聴覚教育メディア設計を専門とする。お茶の水女子大学大学院修了。専攻は発達心理学。教育番組『ひらけ!ポンキッキ』の心理学スタッフなどを経て、現在チャイルド・ラボ所長。幼児教育番組『しまじろうのわお!』(テレビ東京系列)監修。静岡大学情報学部客員教授。人工知能学会「コモンセンス知識と情動研究会」幹事。「日本子ども学会」常任理事。

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