先日の記事(前編)では、息子が機内でアレルギー反応を起こしたときの状況をお伝えしました。
[中編]となる今回は、着陸後〜病院に搬送されるまでの記録です。
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<2日目(8月6日)機内>
着陸直前、もう一度日本人医師から診察があり、落ち着いてきた様子なので、このままで大丈夫だろうと言われました。
そして、着陸。
医師、看護師、息子のタイとともに機内に残るように言われた私たちを迎えに来たのは、飛行中の事を伝えられた現地の医師と通訳の方でした。
日本人の医師から機内での様子を聞き、聴診器をあてた医師が発した言葉は、
「このまま救急車でERに行くこと」。
日本人医師は、「その必要はもうないと思うけどね……」と言いながら、日本人看護師2人と促されるまま飛行機から降りて行きました。
2人の医師が言っていることが違いすぎて、その時は本当に混乱したのですが、よくよく聞いてみると……
デルタ航空の機内でこのような事態が起きた場合、飛行機を降りたあと病院で医師の診察を受け、帰国に際して『本人が飛行機に乗ることができるほど快復した』という医師のサインつき証明書(手紙)が必要とのこと。
そこで、とりあえずは救急車で病院へ連れて行って様子を見ることになったようです。
入国手続きは、飛行機を降りてすぐのロビーで行い、救急車が来るまでの間、もう一度通訳を通して医師に機内での様子を伝え、ベンチで待っていました。
日本から持ってきたスーツケースは、旅行会社(JTB)がホテルに持って行ってくれました。
今回の社員旅行ではJTBの添乗員が日本から同行しており、機内でも様子を見に来てくれ、現地に着いたらすぐ病院へ行きましょうと言われていました。
しかし、帰国する際に医師からの診断と手紙が必要ということもあり、着陸からは、デルタ航空と現地の医師主導になりました。
主人はタイに付き添うため後ろへ、私は助手席に乗り、いざ出発
……と思ったら、救急隊員の運転手がクルマを出すのをやめて後ろへ行き、タイの体重を聞いてきました。
そして、注射器を出して、薬を探しはじめました。
何をするのか教えてもらうと、まだアレルギー症状が残っているので、もう少し抗ヒスタミン剤を打つことと、旅行の疲れもあると思うので、薬で少し眠らせるとのこと。
日本で救急車に乗ったことがないので、このような時に説明があるのかはわかりませんが、海外で子どもが救急車で病院へ行くことになった時、言葉が通じない人間が注射器で何かわからない薬を打つ姿を見るのは、正直恐ろしいものでした。
主人は英語があまりわからないので、私が彼らがしていることを伝えるまでは相当怖がっていました。
この処置が終わり、救急車は「カピオラ二病院」(小児科や産婦人科のある病院)へ向かいました。
病院についてからの様子は、次回、[後編]でお伝えします。
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