梅干し作りイベントへの参加で、ついに憧れの梅仕事をスタートした私。
[前編]では、イベントで教えていただいた梅の仕込みと驚きの超お手軽保存法についてご紹介しました。
さて、後編。梅仕事ラストスパートです!
■赤い梅干しに欠かせない「もみしそ」も作りました
私の好みの梅干しは、祖母が作っていた赤紫蘇で漬けたタイプ。
この日のイベントでは、「もみしそ」を作るまでの行程も体験できました。
きれいに洗って水切りした赤紫蘇に塩をふってもみこんだだけで……
こんなに水分が!
▲作業にちょっと飽きていた息子も「おもしろーい!」と再び参戦
この水分って「アク」なんですね。
3回ほどもんで絞ってを繰り返し、梅酢をまわしかけるとあら不思議!
濃い紫だったシソの色がきれいなピンク色に変わりました。
▲「もみしそ」もチャック付きの密封袋で保存。かんたん省スペース!
■自宅に持ち帰った梅、いよいよ梅干しに!
梅干しの一番の大敵は、カビと直射日光だそう。
「なるべく空気を少なく少なくして袋を密閉して、直射日光の当たらないなるべく涼しいところに雑誌でものっけておいてくださいねー」と和田さんに教わったので、我が家ではキッチンの端で適当なものを詰めた空き箱に重しになってもらいました。
▲「これでいいのーっ!?」というテクニック再び。
漬物石も、なくて大丈夫なんですね!
ただでさえ物があふれる我が家には助かるテクニックばかりです。
このあとしばらく梅雨でじめじめした日々が続いてしまったのですが、やっとのことで梅雨明け!
天気予報とにらめっこで晴れ間が続く日を狙い、いわゆる「土用干し」します。
3日間天日にさらしてひっくり返したら、白梅干し完成っ!
▲立派な梅だったので1kgで36粒。あっという間になくなりそう(^^;)
赤梅干しにしたいので体験時に作っておいた「もみしそ」と一緒に漬けました。
ここから、待つこと2週間〜1か月でいただけます!
ひと冬越すともっと美味しくなるそうですが、今のままでも白梅干しは塩っからさがやや強めでちびちびつまみたくなる昔ながらの感じ。
赤梅干しは梅酢に漬かっているので肉質が水っぽくて柔らかくて酸味が強い。
「そうそうそう!こういう梅干しが食べたかったの〜」と思える私好みの味に近いです。
梅仕事をしながら、かつて祖母が「今年はいい南高梅がなかったから中国産にしてみたけど、やっぱり堅いわねぇ」とか「カビないうちに干したいから早く梅雨明けしないかしら」と甕をのぞいていた姿を懐かしく思い出してしまいました。
祖母の使っていた用具とはちょっと違えど手順はほぼ同じ!
想像以上にお手軽だったので、出来上がりを母にも味見してもらって来年からはもっと祖母の味に近づける策を練ろうと思います。
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