小さい頃に祖母の台所仕事を見ていて、当たり前のように「きっとそのうち自分もやるんだろうな」と思っていたことのひとつが、「梅干し作り」。
でも、結構な手間がかかると思い込んでいて、なかなか手を出さないまますっかりいい歳に…。
今年も店頭に梅が並ぶのを指をくわえて眺めていたわけですが、そんな折、生協パルシステムの注文アプリ「タベソダ」で『親子で作る「梅干し手作り体験」』というイベントを発見!
なんというタイミング!
早速申し込み、息子(5歳)と一緒に梅仕事デビューを果たしてきました! おばあちゃん、見てる〜!?
■今年の梅は、縁起の良い「申梅(さるうめ)」
会場に入った途端に梅の実のいい香りが!
今回教えてくださるのは奈良県の梅農家さん。梅の生産から梅干しなどを商品として出荷するまでを担ういわばプロ中のプロから、はじめに生産地のお話を聞かせてくださいます。
梅の木なんてものすごく虫がつきやすいのに大変だろうなと頭が下がります。
▲有機や特別栽培にこだわった農作物作りをされている、大紀コープファームの和田さん。「おっちゃんはねー梅のほかにもいろいろ作ってますよー」と軽快に話す気さくな方
そして今年は申年。
“災いが去る”とか、はるか昔に天皇が病を治癒した際に食したのが申年仕込みの梅干しだったいうことから「申梅(さるうめ)」と呼ばれ縁起もいいとされているそう。
梅干し作りをスタートするにはいいタイミングです。
■いざ、作業開始!
ひと家族に1kgのすでに水洗いした南高梅と漬け材料を用意してくださいました。
ふきんで梅の水気をふいて、竹串などで「なり口」というヘタを取ります。
▲かんたんな作業なので息子も挑戦!
塩と氷砂糖(今回は減塩仕様のため使用)、カビが生えにくいように消毒のための焼酎をまんべんなくからめます。
梅の仕込みはこれでひとまず終了。
■「甕(かめ)」がなくても大丈夫! 目からうろこの「超かんたん保存法」
仕込みが完了した梅は、梅酢があがるまで保存します。
と、ここで登場したのは……
▲じゃーん!
チャック付きの密封袋!!
えーっ! 梅干しってあの”茶色い甕(かめ)”に入れておかなくていいの!?
形から入るタイプの私的には「甕と漬物石なんて使わないときは邪魔だし…」というのが梅干し作りを躊躇していた理由のひとつでしたが、「なんだー!これでいいのか〜!!」と、梅干しに対するハードルがぐっと下がった瞬間でした。
このあとの「もみしそ」作りの体験と、自宅に戻ってから完成までの作業については、[後編]でお伝えします!
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