【連載】おっぱい110番[29]
『2歳4カ月の娘の「言い聞かせ卒乳」計画[前編]』の続きです。
■いよいよ、卒乳決行の日!
ついに、その日はやって来ました。卒乳の日です。
まず、午前中に1回授乳しました。
そして、娘の見ていない隙に自分の胸にお花の書いたシールを貼り、娘に「ママのおっぱいお花になったんだ」と伝えました。
それから公園へ出かけ、半日友達と遊びました。
その後昼寝をし、夕方覚めると泣きましたが、お菓子で紛らわせました。
そして、「おっぱいはないからギュっしよう」と強く抱きしめました。
それ以来、とにかく欲しがったらギュしようと言い、強く抱きしめました。
どうしても家にいるとおっぱいになるので、なるべく公園など外出をして運動して気を紛らわせました。
寝かしつけは、抱っこでなんとか寝てくれました。
夜中にも泣きましたが、しばらくは幼児用のお菓子をあげてなんとか過ごしました。
その後は水と、(その頃はまだ食事の量が少なかったので)夜中お腹が空いて起きた場合用に塩おにぎりを1個枕元に置いておきました。
■おっぱいケア
卒乳は、ママの身体のケアも必要です。
私の場合は卒乳の翌々日に、近くの助産師さんのところでケアをしてもらいました。
その後もカチカチで張りが強かったので、一週間後にケアしてもらいました。
その助産師さんによると、卒乳直前にも一度見てもらうのがベストなようです。
【注意したこと】
- 1.決行日の夜は一晩中泣くかもしれません。翌日は寝不足覚悟。主人も起きてしまうかもしれないので、主人がお休みの日の前日を選びました。
- 2.あらかじめ助産師さんに連絡しておくと安心です。特にGWなど連休中は休みの場合もあるので空き状況を確認したほうがいいみたいです。
- 3.体重増加と胸の張りを考慮し食事量を若干控えめにし、チーズ・乳製品はしばらく食べずに過ごしました。
- 4.入浴では1カ月くらいはブラをつけたまま入りました。万一見られてもいいように、念のためシールは貼っておきました。主人がいる時は入浴をお願いしました。
- 5.胸に貼るシールは、絆創膏より肌にやさしいテーピングを選びました。
■卒乳した娘のその後
言い聞かせが良かったのか、夜泣きもあまりせず寝てくれました。
私のほうはというと、2年以上も3時間すらまともに寝られないでいたためか自分の身体が断眠に慣れてしまい、元に戻るのに半年以上かかりました。
娘は、4歳になってもおっぱい触ってきますし、大好きなのは変わらずです。今でも「ママ、ギュしよう」と言ってきます。
おっぱいはないけど、代わりに抱きしめて甘えられることがきるのは娘には良かったみたいです。
最近「赤ちゃんの時なにしてた?」と私が聞くと、「おっぱい」と言うので、大変な期間でしたけどちゃんと娘の記憶に刷り込まれているようで良かった気がします。
これからの暖かい時期は母子とも健康な状態も多いので、卒乳におすすめかな、と思います。
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