夏にお届けした「砂糖&イーストでOK『蚊取りボトル』を子どもと作ってみた!(前編)」の記事から、季節はすっかり秋になりましたが、我が家の軒先の「蚊取りボトル」の結果をお知らせいたします。
「デング熱」のニュースが日本中を駆け巡り、ドラッグストアからは虫除けスプレーが消えた2014年の夏、ひっそりと「蚊取りボトル」は我が家の端っこでがんばっていました。
さて、蚊取りボトルのおさらいですが、以下の材料で簡単に作れます。
【材料】
- 大きめのペットボトル(1.5Lか2Lのもの)
- お湯(40℃くらい):200ml
- 砂糖(ブランシュガー):50g
- イースト(ドライイースト):1g
「蚊取りボトル」を設置して1日目
すぐに、蚊がボトルに落ちている、ということはありませんでした。
ただ、「なんだろう?この臭い?」と気づくくらい、ドライイーストの臭いが蚊取りボトルの周りに充満していました。臭いというよりは、あれ、何だろう? と思うくらいの臭いです。
「蚊取りボトル」を設置して2日目
前日気になっていた、ドライいイーストの臭いはあまり気にならなくなっていました。おや!? 遠くから見ると、何やら小さな黒い虫が!!
興奮しながら虫を見てみると、蚊も二匹くらいはいましたが、そのほとんどが「アリ」でした!!
確かに、うちの庭はアリがたくさんいます。大きなアリ、小さなアリ、アリの巣……。蚊にも悩まされていましたが、アリの多さも気になっていました。
結果
- 蚊はあまり取れなかったが、アリはたくさん取れた!
反省点
- 分量はしっかり計測しよう! :適当に計ってまぜたのもよくなかったかも……。
- 雨の日はちゃんと雨がかからない場所に!? :設置三日目に雨がふり、そのままにしてしまい、溶液が薄くなってしまい作り直すことに……。
うれしい誤算
- 取れるとおもった「蚊」はそれほど捕獲できなかったが、「アリ」や「小ハエ」などが大量に捕獲できた!
もともと「蚊取りボトル」が普及したフィリピンなどは、効果があったとのことですが、そもそも日本は、住宅地の一般家屋では、蚊が多いとはいえ、一度に大量の蚊が発生するということはありません。
藪や公園の茂み、蚊の幼虫のボウフラが大量に発生しそうな「水溜り」などがある場所なら、日本の気候でも「蚊取りボトル」を使った蚊取り作戦も有効かもしれません!
来年の夏は、子どもの自由研究として、いろいろな場所で「蚊取りボトル」を使ってみたくなりました!