実践編第4弾の今回は「初めてのバースデー! 1歳の子どもを撮影しよう」です。
「初めての誕生日」って特別ですよね!
周りからもぞくぞくとお祝いが届くことでしょう。
お部屋もデコレーションして、家族でお祝いムード!
同じ月生まれのお友達とみんなで共同バースデーパーティー!
…なんて方も多いのではないでしょうか。
誕生日の特別な思い出とともに、残しておきたいのは、やっぱり写真。
「あっ、撮り忘れちゃった!」…なんてことがないように、しっかりカメラの準備をしてくださいね。
さて、この頃の赤ちゃんはどんな撮影対象か、考えてみましょう。
- お座り、ハイハイ、伝い歩きができ、早い子は歩く子もいる
- こちらの呼びかけにもだんだん反応するようになり、おもちゃなどでもよく遊ぶようになる
といった感じでしょうか。
よく動くようになるのがこの時期の特徴。
でもまだ靴を履いての外遊びには慣れていない時期ですから、室内がメインの時期です。
暗い室内で動く被写体を撮影するのはなかなか難しいことです。
個人で室内撮影するときは晴れの日の日中を選ぶといいでしょう。
天気で条件はずいぶん変わるので、パーティーの日が雨だったら、撮影だけはまた別の晴れの日を選ぶといいと思います。
■パーティーの様子を残しておこう
撮り忘れないで欲しいのは、せっかく作ったパーティー料理やいただいたプレゼントの数々。
パーティーを終えてみたら、「せっかくがんばって作った料理やケーキの写真を撮影してなかった!」なんてことがないようにしたいですね。
▲バースデープレートは、食べる前にまず撮影しましょう!
■広めの構図がオススメ!
1歳記念の写真は、カードにしたりフォトブックにしたり…なんて機会も多いのでは?
そういうときは、ひとつ大きめのサイズに設定を変えて、広めに撮影してみてはいかがでしょうか。
▲トリミングを前提としたスペースのある写真
このサンプルのように広めに撮影すると、左のスペースに文字を打ち込むだけですてきなカードが出来上がります。
スナップ写真として印刷するときは、トリミングをすれば、被写体を大きく写した状態になります。
▲トリミングすると被写体がアップになり、上手にハイハイする様子がよくわかります
動く被写体は構図を決めているうちに被写体がフレームアウトしてしまうので、はじめから構図を決めてしまうより、広めに撮影してあとで切り取る、くらいの気持ちのほうがいいと思います。
■服や小物でかわいさアップ!
1歳になると、赤ちゃんのときよりも選べる服のバリエーションが増えます。ぜひ、お気に入りのお洋服でいろんな写真を撮影してください。
この時期はまだまだ薄毛ちゃんも多く、女の子でも「男の子かな?」なんて言われちゃうことも。
赤ちゃん用のヘアピンやカチューシャを付けてみたり…
かわいらしいお洋服を着せたりすると…
ぐっと女の子らしくなるので、是非お試しくださいね。
■笑顔を引き出すテクニック
そして1歳は、いろんなものに興味が出始める時期。
だんだん視線をもらうのも難しくなってきます。
そういうときは、なるべくパパやお友達と一緒に撮影して、カメラの後ろにいてもらい、注意を引いてもらいましょう。
それでもだめなときは…赤ちゃんが大好きな「たかい、たかい」や「ジャンプ」が効果的です。
これで、喜んで笑顔になってくれたら、下におろして、笑顔が残ってるうちにパシャ!
ちょっと難しいですが、割と有効な手段なので、試してみてくださいね。
■泣いた顔だって、抜群にカワイイ♡
そうそう!
笑顔もいいけれど、泣き顔も残してあげてください。
撮影中に、「あ、泣いちゃった!」と思ったらそれもパシャリ。
泣き顔もかわいいですよね!
■オムツ1枚の元気な姿にキュン!
前回のハーフバースデーではヌードをおすすめしましたが、動くようになってきた1歳では、オムツ1枚がおすすめ。
元気に動き回って粗相をしちゃっても、オムツをしていれば大丈夫ですもんね!
何人かでおむつ姿でウロウロしているところを撮影してみたり・・・そんな姿も本当にかわいいですね!
ハーフバースデーのときとどのくらい違うかな~なんて見比べたりするのもあとあととても楽しいですよ!
いかがでしたか?
次回は「撮影した写真の整理をしよう(1)」をお送りする予定です。お楽しみに!
(mama記者・吉川久美子)