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子どもと最後まで楽しめる!? 『音楽宅急便 クロネコファミリーコンサート』に行ってきた!

 

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先日東京・中野で開催された、小さな子どもから大人まで、楽しめる本格的なクラシックコンサート『音楽宅急便 クロネコファミリーコンサート』に行ってきました!

 

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1986年以来、毎年全国各地で開催されているというこのコンサート。私は今回が初参加です。このコンサートは、以前イベント記事「『音楽宅急便 クロネコファミリーコンサート』に応募しよう! 東京都・中野 北海道・函館」でご紹介しましたが、応募者の中から当選者が選ばれ、無料で招待されるコンサートです。

 

オーケストラはなんと東京交響楽団、指揮は東響の正指揮者・飯森範親さんです。東京交響楽団は日本でトップレベルな楽団のひとつで、子ども向けのコンサートも多数企画しています。そして指揮者の飯森さんは映画「のだめカンタービレ」の指揮指導もされた方としてもおなじみですよね!

 

実は私、子どもが生まれる前に地元の合唱団に参加して、東京交響楽団+飯森範親さんの演奏をバックに歌ったことが……。久しぶりにその演奏が聴けるということでとても楽しみにしていました。

 

開演してまずはモーツアルトの歌劇「フィガロの結婚」序曲。そして外山雄三「管弦楽のためのラプソディ」やはり生オケはすばらしい! 指揮者とオケの一体感、そして迫力が伝わってきます。

 

通常のクラシックコンサートとは違って演奏中も客席はざわざわしています。じっとしていられない子どもが立ち上がったり、時折赤ちゃんの泣き声も…。しかし、私にはそれが心地よく感じられました。

 

2歳半の娘は座らずに、演奏に合わせて体を揺らしたり手拍子をしたり…。クラシックを姿勢を正して聴くのではなく、体全体で音を楽しむ。こんな楽しみが味わえるのは親子向けのコンサートならでは。

 

杉並児童合唱団による合唱の後は、会場の子どもたちもステージに上がってみんなで簡単な演奏をします。これは子どもたちもなかなか楽しかったのではないでしょうか?

 

そして次の曲は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」より音楽物語。クリスマスパーティでくるみ割り人形をもらった少女が、夜中に連れて行かれたおとぎの国。そこでは少女を歓迎して様々な踊りが披露されます。世界各国の美味しい物が踊り舞い、物語は佳境へ…。

 

私も演奏に引き込まれ、感動に胸が震えてきます。

「ママ、うんこ〜!」

えっ!?

「ママ、と・い・れ!!!」

娘に腕を引っ張られて、会場内のトイレへ。その間に「くりみ割り人形」の少女は夢から目覚めてしまい、演奏は終わってしまいました。

 

薄暗い会場で音楽を聴き続けるのに飽きたんでしょうね……。その後、不機嫌な娘につき合ってクロネコと記念撮影をして……、
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結局ホール内に戻ることはできず、最後の演奏曲を聴かずに帰りました。1曲ごとの演奏時間が短く、プログラムも変化に富み子どもも楽しめるように工夫されたコンサートでしたが、我が娘は途中でつまらなくなったのかな。

 

私は久しぶりの生オケを最後まで味わえず、ちょっと消化不良な気持ちにもなりました。しかしながらリラックスしてクラシックを楽しめることを知ったのは、このファミリーコンサートのおかげ子育て中に一流の演奏が聴ける機会はなかなかありませんよね。また親子向けのコンサートを探して行ってみようと思います。

 

音楽宅急便 クロネコファミリーコンサート』の詳しい情報は → コチラ

 

(mama記者・mayu)

 

 

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