私の誕生日。
友人と外食しておしゃべりして、あー楽しかった~♪と思いながら帰宅途中の電車内でのこと。
混んでいるのに抱っこ拒否、立たせたら今度は逃走をはかる(大汗)
そんな娘の手首を、引っ張り気味につかんでいました。
電車が揺れて娘は勢いよく転倒。
といっても、私が手首をつかんでいたので、宙ぶらりんの状態に。
泣き始めました。
転んでびっくりしたかぁと呑気に思っていたけど、全然泣き止まない。
あれ、どうした…?
ちょうど降りる駅に着き、これはマズイかも!と急いで帰宅。
娘の様子を観察すると、私がつかんでいた方の腕をだらんと下げたまま動かそうとしないのです。
大好きなたまごボーロも、上手につまめない。
慌てて整形外科のある病院を探して駆け込みました。
レントゲンでは異常なし。
骨折ではない様子。
医師からでた診断の言葉は、
「肘内障ですね。」
ちゅうないしょう???
そんな専門用語使われても…ねぇ。
俗にいう、肘が抜けた状態だそうです。
肘から先の腕には骨が2本あるのですが、通常は片方の骨にくっついている輪っか状の靭帯が、もう1本の骨の端に引っかかっているそうです。
それが、腕が強く引っ張られると子どもはスポンと抜けてしまう。これが肘内障。
治療方法はとても簡単。
肘を抑えた状態で腕を曲げ、手のひらを何度か左右に回していました。
先生が「あ、はまった」と言うのと同時に娘はピタリと泣き止みました。
こんなにあっさり治るとは…拍子抜け(笑)
きちんと整復しておけば後遺症が残るようなものではないから、心配いらないとのことでほっとしました。
また一度なったからなりやすくなる、というものではないそうです。
ただ、抜けやすい子とそうでない子がいて、我が娘は抜けやすいかもしれないので注意するよう言われました。。
肘内障は6~7歳になると骨が発達して起こらなくなるそうです。
以下、今後注意してね、と言われた内容です。
- 急に強く腕を引っ張らない
- 手をつなぐときは、手のひらを握るか、肘から上の腕をつかむようにする
手のひらを握ることで、手首がクッションになり、肘が抜けにくいそうです。
また肘に比べて肩は脱臼しにくいので、腕をつかむときは肘から上がよいそうです。
治るまで痛がって大泣きしていたので、可哀想やら申し訳ないやら…。
転んだ拍子になってしまうこともあるようですが、親が気をつけて予防できることもあるので参考にしてくださいね。
あぁ、自分の不注意でとんだ誕生日になってしまった… 娘よごめんね。もう痛くしないように気をつけます!