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3歳の息子が半年でやめてしまったピアノ教室で得た教訓

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お恥ずかしながら、先日うちの子はピアノをやめてしまいました。

習い事って難しいですね……。経験したこと、感じたことをつづってみます。

ピアノを習うきっかけ

始めたのは2歳10カ月。6カ月ほどしか続きませんでした。

通っていた教室の対象年齢は3歳程度。

先生もかわいくて、1歳の男の子のお子様がいる方でした。

お試しレッスンも行って、ちょっとお高いけど、個人レッスンではじめることにしました。

息子は、保育園では集団生活を充分にしていると思ったので、あえて子どもにペースを合わせてくれる個人レッスンを選びました。

うちの子は言葉も早く、保育園でも「リズムをすごく上手にやっていて皆のお手本になっている!」と聞いていました。だからどんどん進んでくれると思ってしまったのです。

私自身、ピアノはまったく弾けないので、ピアノが弾けることに憧れていました。

息子にも、椅子に座ってレッスンを受ける練習もさせたいなと思っていたのです。

習いはじめてわかったこと

ところが……、息子は、気分がのらないと、椅子に座らないんです。それどころか、ピアノの下や後ろにいってゴロゴロ寝転んだりする始末。

先生や私がいくら促しても、リズムをたたいたり、音符を読むためのぬりえやお絵描きも「やらない!」と。

できることも、やらないのです……。

2歳や3歳の子はそれが本当に難しいんですよね(泣)。

レッスンは30分。よくできた日もありますが、6~7割はまったくレッスンになっていませんでした。

本人は、「ピアノは好き」だと言うのです。「練習しよーっと」とか言って、メチャクチャだけど、オモチャのピアノの弾き語りで「トッキュウジャー」をフルで歌いあげたりはしていました(笑)

理想と現実の葛藤

レッスンのたびによく話し、「今度はピアノの後ろにはいかないようにしようね」とか、「がんばったらお菓子食べようね」とかいろいろお約束して臨んだりしたのですが、少しできて、また逆戻り。その繰り返しでした。

先輩ママに相談すると、どの子もそんなもののようです。

それを親が我慢して我慢して……、何年も続けることが、大切。

わかってます!!!

わかってるけど!!!

正直、週5で仕事しながら休みの1日をさいて、決して安くないレッスン料を払い続ける余裕は私にはないかも……と心折れちゃいました。

ある日、まったくレッスンをしないので部屋の外にだしました。それでもおふざけばかり。

ブチっと私のなかで何かがきれちゃいました。

終わったあと、ビルを出てからお外で「誰に謝るか考えなさい!!!!」と、とうとう叱ってしまったのです。先生に申し訳ない気持ちがとにかく強くて…。

無理やりやらせてもピアノが嫌いになる。だから叱らないこと。それが私のポリシーだったのに……。

今までは気楽に育児をしてきた私が初めて悩んだ瞬間でした。

ああなって欲しい。こうして欲しい。

私の気持ちを彼に押し付けすぎてたかも知れません。

息子は頑固な性格で、人に押し付けられたことは絶対にやりません。わかってたはずなんです。

やめたことで得た教訓

今、振り返ってみると、息子にはまだ少し難しいことをやらせてたのかも?と思います。

息子は慎重な性格なので、不安なことはあまりしたがりません。

もちろん「できない」を「できる」にするのがレッスンですよね。だけど、「できた!」を積み重ねるレッスンをしたいなと思ったのです。

できないけど、なんとなく進んでしまっていたような……?

「笑顔を重ねる」。それが私のやりたい子育てだったのに。いつのまにか怒りを抑えることばかり。

もちろん教科書はきちんと3歳用に作られたものだけれど、そうではなく、もっと自由に、楽しく歌うだけでまだよかったのかも。

そして、私はレッスンを横で見てるだけだのですが、息子としては、親にじっと見られるのもやりづらかったのかもしれません。もっと2人で楽しくできる、私も成長できる習い事を今から一緒に探してみようと思いました!

 

今回の教訓!

さて、今回の教訓としてこんなことを考えました。

  • 美人の先生はデレデレしちゃうのでダメ! ※男の子限定(笑)
  • 親も子も、負担にならないレッスン料と時間
  • 先生に頼りきりじゃなくて、子供の性格を理解しながら親も努力が必要

もちろん、どんなに合わないかもと悩んでも続けることで身につくものも多いと思います!

ピアノもずっと続けたいので、息子にあったレッスン方法を探して奮闘したいと思います!!

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