保育園に入るのが困難な中、ありがたいことに私の職場には保育所が併設しています。
嬉しい反面、「併設の保育所ってどんなところ？」「保育園じゃなくて大丈夫なのかな？」なんだか色々心配！…と漠然とした不安を抱えての入園でした。
事業所に付属の保育所なども増えてきているようなので、同じような不安を抱えている方に参考にして頂けたらと思います。
私は病院に併設されている保育所に入職と同時に息子を預け始めました。
職場併設だからできる勤務中の授乳
その頃息子は７カ月、まだ授乳中でした。哺乳瓶の練習もしたけれど拒否の息子を預けることに不安もいっぱい。
仕事中におっぱいが張って痛くならないか心配。
そんな中、育児時間を申請すれば勤務時間中の授乳も可能（申請請の仕方や書類などは勤務先によって様々です）という情報を得て、人事や職場の上司に相談しました。
私の職場では特に申請はいらず、上司からの許可だけで昼と15時に授乳をしに行けるよう配慮してもらいました。
その２回でタップリ飲んでもらい、後は先生がスプーンで飲ませてくれていました。授乳後は寝てしまうのでバイバイもあまり苦になりませんでした。
職場では入職の紹介時にスタッフに上司が伝えてくれたので、時間になったら誰ともなく「おぐあやさーんおっぱいタイムよ～！」と教えてくれる恵まれた職場でした。
子どもの保育スタイルは？
保育形態は24時間保育、仕事時間のみの預かりです。
シフト制の職場だったので、保育所にいる子供の人数は、日によってまちまちです。
１クラスのみで０歳から小学校１年生(長期休暇時)が一緒に過ごします。息子１人に先生２人の日もあれば、15人に先生３人の日もあります。
保育所で息子がひとりの日は寂しくないか心配でしたが、大好きな先生を一人占めできてうれしいようでした。
小さい子から大きい子まで一緒の保育。
保育内容が心配でしたが、みんなでお散歩や身体を動かした遊びをしても、その中で年齢に応じた活動を上手く分けながらしているようです。
大きい子は小さい子の面倒を見たり、小さい子は大きい子に憧れて真似して頑張ってみたり。
入園時は最年少だった息子もいまや２歳半になり年下の子達のお兄さんになってるようです。
先日、１歳の女の子に「にぃに」と呼ばれていると、先生から聞いてビックリです。本人も「（息子の名前）お兄さんだもん！」と胸を張って色々取り組んでいるようです。
ママの生活スタイルは？
仕事時間中は預かって頂けるので、残業してしまっても延長料金はありません。
その代わり残業もやむなしって感じですが。
また、息子の保育所は１日の園児の人数がバラバラであり外部委託の給食は断られている現状です。
そのため、毎日お弁当というワーママにとってはとっても痛手です……。
一緒に出勤して、帰りは着替えてすぐお迎えなので「ちょっとコンビニへ寄り道……」などはできません。
仕事スイッチから即育児スイッチへ切り替えです。
だけど、何かあってもすぐお迎えに行けます。
お薬も飲ませに行けます。
近くにいる安心感があります。
お散歩している姿が、職場の窓から見えることもあったり、出勤時に職場の人達に話しかけてもらえたり。
成長の様子を職場みんなが見守っていてくれる感じはとても心強いです。
３歳になってからのこと
ただ、３歳を過ぎてくると活動量も増えるので、現在の保育所だと「体力が余ってなかなか夜寝付けない」など、先輩ママさんに聞きました。
色々な理由はあるようですが、だいたいの子が３歳児クラスから外部の保育園に転園するようです。
とっても素敵な保育所ですが、保育参観もなければ保護者会もない、イベントは夏祭りとクリスマスだけ。
保育園に比べてイベントはとても少ないです。
やはり先のことを考えて我が家も３歳児クラスからは、外部の保育園（入れれば…）に入れたいと考えています。
息子にはしっかり説明していきたいですが不安です。希望の保育園の一時保育などで、少しずつ慣れていけるように練習しています。
利用してみて親子で感じたこと
職場に併設しているので、せっかくだから色々と相談や疑問を職場の管理者に投げかけてみたら対応してくれるかもしれません。
私の授乳の事も始めてだったようですが「今後のモデルケースにもなるしね！」という感じで、対応を検討してくれました。
職場併設の保育所を利用してみて、親は満足、息子は…というと、
「せんせーち（保育所の事）だーいすき！」と、満面の笑みで答えていました！
