子どもに本好きになってもらいたいと思い、絵本の読み聞かせをしていますが、子供の集中力が続かなかったり、ページを先へ先へめくられたりとうまくいかないこともしばしば。
そこで様々な本を借りたり、色々子どもの興味を引くような読み方の工夫をしてきました。
自己流ではありますが、あまり物語を聞くのが得意ではない子に爆笑させるテクニックとしてご紹介します。
大体話が通じるようになってきた1歳から、長い話はまだまだ飽きやすい2歳すぎのお子さんに特にオススメです。
私が大切にしている読み聞かせのポイントは
- (1)声・表情は大げさに!
- (2)子どもと一緒に体を動かそう!
- (3)子どもに問いかけよう!
の3つです。
では、それぞれの詳しい実践方法をオススメ絵本と共にご紹介します!
(1)声・表情は大げさに!
恥じらいは捨てましょう。
歌のお兄さんお姉さんか、芸人さんになったつもりで。更にポイントとなるところで、リアクションを交えましょう。
こちらのオススメ絵本は、『だるまさんの』。
▲『だるまさんの』
「だーるーまーさーんーのー」というところで絵のだるまさんを真似て体を揺らしながら単調にいい、ページを開いたところで「目ーー!!!」とビックリするほどの斬れ味で言いましょう。
絵本のだるまさんと同じポーズで、更にオーバーに変顔すると、子どもは爆笑です。
「だるまさんの〜」と言ってる途中で子どもがめくることもありますが、子どものタイミングでやってあげると、なお喜びます!
(2)子どもと一緒に体を動かそう!
こちらのオススメ絵本は『だるまさんと』『サンドイッチ サンドイッチ』』『ぐるぐるカレー』『できるかな?―あたまからつまさきまで』など。
それぞれの絵本のポイントは、次の通り。
■『だるまさんと』
この絵本では、子どもと親がいちごさんやだるまさんになりきりましょう。
一緒に「ぺこっ」としたり、「ぎゅーっ」としたり、1歳半くらいから楽しめます。
ページ数も少なく子どもでも覚えやすいので、絵本がなくても「いーちーごーさーんーとー」とどちらかが言ったときから、だるまさんとごっこ(勝手に命名)が始まります。
ぎゅーと抱きつきあう瞬間がたまらない!
■『サンドイッチ サンドイッチ』『ぐるぐるカレー (ぐるぐるえほん)』
おままごと遊びに興味を持ち始めたらコレ! 1歳半くらいからでも楽しめると思います。
ただ読むだけではなく、絵の中の食材を切ったり載せたりの真似事が楽しいようです。
ポイントは、「オノマトペ」を活用しながら真似事すること。
「ざくっ!ぺろーん!ぱっぱっ!」とそういう音が子どもの興味を刺激します。
最後はもちろん、「いただきまーす!」「ごちそうさまー!」で、はい、おしまい。
「もういっかい!」が飛び出してきますよ〜!
体の部位を覚え始めた2歳ごろからがオススメ。
一緒に首をぐるぐるしたり、体の全てを使った読み聞かせ。言葉だけではわかりづらいので、先に見本で体を動かして
「これできるー?」と言うと、「できるー!」と言いながら一緒にやってくれます。
体の部位を覚える勉強にもなりそう!
(3)子どもに問いかけよう!
問いかけと言っても難しいことはありません。ちょっとしたクイズを出すだけ。
オススメ絵本は『きんぎょが にげた』や動物や食べ物がたくさん出てくる絵本。
この本は、隠れてるきんぎょを探します。1歳半くらいからオススメです。
途中おもちゃがたくさんある場面があるので、そこでも「ぞうさん(きりんさん)はどーこだ」などときんぎょ以外にもどこだクイズを出します。
違う本でも同じように「○○はどーこだ」ゲームができます。
その年齢によって、色であったり、数を数えさしたり、色んな遊び方ができると思います。特にキャラクターものや動物・食べ物は男女問わずみんな好きなので、子どもたちは我先にと「ここ!ここ!」と教えてくれます。
子どもの様子を見て、ちょっと聞いてるのも飽きてきたのかな〜って時や、複数人の子を相手にするときにオススメです。
いかがだったでしょうか。
「本を読む」というより、「本が遊びやコミュニケーションの手助けをしてくれる」というような読み方ですが、少しでも絵本に馴染んでくれれば嬉しいですよね。
絵本の読み聞かせなんて分からないよーっていうお父さん方にも真似できると思いますので、是非子どもと遊ぶツールとして絵本を活用してみてください。
親が楽しむことが子どもを惹きつける何よりのポイントだと思いますので、おもいっきり自分が楽しんでください!
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