インフルエンザやノロウイルスが怖い冬、みなさん色々と予防をされていると思います。
ここでいちど、感染予防の基本を振り返ってみませんか?
そんなこと、もう知ってるよー!って方は、とばしてくださいね。
今回は、【インフルエンザの感染経路と予防】についてご紹介します。
インフルエンザウイルスの感染経路はおもに、「飛沫感染」と「接触感染」の2つです。
■飛沫感染とは…
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出。
そのウイルスを別の人が口や鼻から吸い込み感染。
おもな感染場所は学校や職場、満員電車などの人が多く集まる場所。
■接触感染とは…
- 感染者がくしゃみや咳を手で押さえる
- →その手で周りのものに触れてウイルスがつく
- →別の人がその物に触ってウイルスが手に付着
- →その手で口や鼻を触って粘膜から感染。
おもな感染場所は電車やバスの吊革、ドアノブ、スイッチなど。
では、インフルエンザを予防するにはどうしたらいいのでしょうか?
予防のポイント
- 外から帰ったら必ず手洗いうがいをする
- できるだけ人ごみは避ける
- 部屋の換気を定期的に行う
- 部屋の加湿を行う
- バランスのとれた食事を3食きちんとする
- 睡眠を十分にとる
- 過度の厚着を避け、適度な運動をする
- インフルエンザにかかった人のいる部屋は換気をよく行い、食器は別のものとする
- 流行前のワクチン接種 など
上記を参考に、感染しないよう予防する事が一番大事ですが、感染を拡大させないことも大事です。
みなさん、咳が出るとき、マスクをしていない時は手で被っていませんか?
手で被っていれば周囲に迷惑がかからず大丈夫!…と思いますよね。
一見、正しいと思えるこの行為、でもこれだけじゃダメなんです。
先ほど書いたようにインフルエンザは接触感染でも起こるもの。
手で被ったことで飛沫感染はふせげますが、その手で周りを触ってしまっては接触感染の恐れがあります。
そこでみなさんに知っておいてもらいたいのが、「咳エチケット」です。
咳エチケット
- マスクがあるときはマスク着用
- 突然咳が出るようになり、マスクがないときはティッシュで口と鼻を被いましょう
- 使用したティッシュは速やかにゴミ箱へ!
- 口を被った手はよく洗いましょう!ティッシュで被った場合も、その後手洗いです
- 手洗い場が近くになければウエットティッシュも代用できます
ちょっと細かいですが、少しの事で拡大が防げるのです。
まだ小さいお子さんは、マスクを嫌がる事も多いと思います。
その時は、咳が出そうだな〜と思ったらママの手でいいので被って下さい。その後ウエットティッシュで拭きましょう。
と、ここで余談ですが…。
みなさん、マスクのつけ方あってますか?
口は隠れているけど鼻が出てる人を良く見かけませんか?
鼻から吸い込んじゃいますよ~!っといつも声をかけたくなります。
マスクは鼻・口・顎を確実に保護できるように広げて、隙間がないように使ってくださいね!
ひとりひとりが、少しずつ気をつけてウイルスの感染を防ぎ、元気に冬を乗り切りましょう!
次回は、【ノロウイルスと手洗い方法】についてご紹介します。
なお、本記事は下記のサイトを参考にして書かせていただきました。各サイトではより詳しく書かれていますのでぜひ一度目を通してみてください。
手指消毒剤(ヒビスコールSH)インフルエンザ予防に!外出して家に着いたら消毒したい方必見で… |