11月に入りめっきり寒くなってまいりました。
今年の夏はとっても暑かったことすら忘れかけてきましたが、「そういえばあの時……!」とギョッとしたことがありました。
2013年猛暑、子育て世代が大注目したキーワードのひとつといえば「手足口病」。少人数制とはいえ保育室に通うわが子も、その洗礼をうけたのでした。
▲38℃超えで元気なこともありますが、このぐったり加減は怖くて目が離せません
症状としては……、
【一日目】:午後保育室より発熱の連絡。夜39度の発熱と一瞬の熱性けいれん!!(8カ月ぶり2回目)
↓
【二日目】:37~38度の発熱があるものの元気
↓
【三日目】:お尻に少ーしだけ発疹が出たので小児科受診。ほかに口内炎も見つかり「手足口病」の診断
↓
【四日目】:発疹がやや増えたものの通常通り登園
ということで、週末も絡んでいたことも幸いして1日だけの自宅療養で通常生活に戻れました。わが家がかかっている小児科先生いわく
「発疹が出てしまえば感染力はかなり低いので登園してもいいですよ」とのこと。
以前の記事「手足口病なう!〜元気だけど、登園できないむすめと過ごして気づいたこと」ではお休みを促されていましたが、発疹が出てから発熱する場合もあり、症状の出方によって、先生・園の判断が違ってきそうですね。
その後はこれといって何事もなく元気に過ごしていたのです。
と こ ろ が 1カ月半ほどたったある日の夜……
「痛いの~」と訴える息子をみると、
足の親指の爪がベロッと剥がれかけているではありませんか!!!
どこかに引っ掛けたのか、何があったのかもわからずじまいでしたが、血は出ておらず、本人もすごく痛くはなさそう???
しかし、いかにも痛そうに爪の根元からプカプカしているので見ていられず(自分が)、そぉーっとそぉーっと絆創膏でくるんでそのまま固定して寝かせました。
翌朝、爪の処置は皮膚科らしいと聞いたものの近所の医院はどこも休診日……。
ひとまず「足の爪がはがれましたー!」と小児科に駆け込むと外科か整形外科の受診をすすめられたのですが、かかりつけがない。
困ったときには大きめのところだと外科も含む総合病院へ。しかーし「乳幼児はみていません」とのこと……。
こんなときに思わぬ難関!
家族みんなが普段わりと健康で病院いらずなのが裏目に出ました。
その間の息子といえば、すこぶる元気で「ねー、はやく いこーよー ねー ねー ねーぇ!」とわめいています(;´д`)
痛さは微塵も感じていないのがいいんだか悪いんだか。
電話で何軒かあたってみたところ整形外科の医院がみてくれるというのでやっと受診です。
「どれどれー。あ、もう剥がれてるね」
ピンセットでつかんで爪一枚をまるごと、ピッと取り除いてしまいました!
処置時間わずか5秒……、焦って駆け込んだのになんだかとてもお恥ずかしい(赤面)。
受診する前にもう一度患部を確認すればよかった~。絆創膏のおかげでふやけていたのかもしれませんが、本人は痛くはなさそうなのでなによりですが。
診断としては、「下の爪がだいぶできてるから大丈夫。手足口病の発疹が爪の際にできてなかった?」と聞かれました。
そーなんです!
爪がはがれた際に何科を受診するのか検索していたところ、手足口病のあとに爪が剥がれることもあると見かけたのですが、まさにそれ!!
発疹のできた近辺にウイルスの影響でダメージが残るようです。
爪の根元に発疹できた場合、その部分がのびてきた1~2カ月後にポロンと剥がれるという現象が起きるとのこと。
▲爪が剥がれて10日ほどでこの程度に回復。中指の真ん中あたりのキズも同じ影響だと思われます
確かに当時手足の指先に大きめの発疹が出ていました。問題の親指近くのは一番大きくて4mmくらいあったような。
よくみると剥がれるほどではないものの、他の指の爪もひしゃげていたり、根元の部分が浮いて二枚爪のようになっています。
今回の一件は病気の影響とはまったく思わなかったので、けっこうショッキングでした。
外科や皮膚科にもまだかかったことがなかったのであらゆる病院に普段から目星をつけておくべきだったなぁとも。
「手足口病」は典型的な夏風邪ですが、冬には冬の流行る病気がありますね。
自己判断は禁物ですが、慌てて病院に駆け込まずにすむようにある程度の症状を知っておくとともにまずは発症してドキドキせずにすむよう“予防”に励みたいと思います!
▲冬風邪に備えて、まずは風呂上がりの裸遊びを自重していただかねば!