寝かしつけ、できることならママも子どもも楽な方法がいいですよね。
先日掲載された「寝かしつけの効果のほどは!?〜保育士のアドバイス『眉間グルグル』を試してみました」で紹介されていた『眉間グルグル』テクニックは、私のむすめにも日によって効果あり♪
目がトローンとし始めるのが早くなったように思います。
保育士さんの寝かしつけテクニックといえば。以前保育士さんが現場で寝かしつけるのを見て、へー! そうだったのか! と、目からウロコが落ちた体験があります。
そのとき学んだテクニックをご紹介します。
むすめがまだおっぱいを飲んでいた頃。私の寝かしつけの方法といえば、とにかくパイ頼みでした。
就寝前に授乳をすると飲みながら寝てしまっていたので、そのままそっとおっぱいを外して終了。
夜中に起きて泣いてしまうたびに、「とりあえず添い乳」という毎日。
一応それで寝てくれるからまぁいいんだろうけど、毎日添い乳ばかりしていていいのかな?
もし私に何かあって授乳できない時や、卒乳した後は、どうやって寝かしつけたらいいんだろう?
…そんなことを思っていました。
手持ちの寝かしつけに関する本を読むと、「立って抱っこしてゆらゆらしたりするのはママが大変だし、背中トントンなどだけで寝る習慣をつけると楽になる」というようなことが書かれていました。
なるほど。
さっそく思い立って、おっぱいはあげずトントンのみの寝かしつけに挑戦してみましたが……、一向に寝やしない!!
「トントンのみで寝る子は、きっとレアケースなのだ」そう思うことにして、再びおっぱい様に降臨いただきました。
そして、むすめが0歳7カ月の頃。
私に用事ができて、一時保育を初めて利用する機会がやってきました。
利用するにあたって託児所へ見学に行くと、ちょうどお昼寝の時間でした。
床一面に並べられた布団の上で、眠っている子どもたち。
まだ眠っていない子も何人かいました。
そういえば保育士さんは、こんなにたくさんの子どもたちをおっぱいなしでどうやって一斉に寝かしつけているんだろう??
興味がわいて、しばらく様子を見ていると……、
ボス ボス ボス ボス
保育士さんが、まだ起きている子の背中を結構強めに叩き始めました!
それは今まで私が思っていた「背中トントン」よりも加減がだいぶ強く、いわば「背中ボスボス」でした。
えっ、そんなに強く叩いて大丈夫? むしろ起きちゃうんじゃないの!?
心配しながら見ていると……まもなくその子はすーっと眠りに落ちてゆきました。
びっくりしました。
私が今までやっていた背中トントンとはいったいなんだったのか、と思いました。
それまでの私の背中トントンは、前にいる人を呼ぶ時に肩を「トントン」とするくらいの強さ。
「ちょんちょん」に近いくらいのソフトタッチでした。
保育士さんの背中トントンは、飲み物でむせたりしたときなんかに、自分の胸を叩くときくらいの強さ。
「ボスボス」と音がするくらい。
他の人が寝かしつけをするところを見たことがなかったため、文章だけではわからなかったニュアンスを、保育士さんが実際にするところを間近で見て知ることができた貴重な体験でした。
ちなみに……、2人の子どもの間に座って、両腕を交互に上下させてポコポコとまるでコンガを演奏するように2人同時に寝かしつけている保育士さんもいました!
す、すごい!!
その日の晩、試しにむすめに背中ボスボスを実践してみたところ……、そんなに時間もかからず、すんなり眠りに落ちてゆきました。
おぉ!!
何日か続けた結果、いくつかコツも発見しました。
(1)抱っこからベッド・布団に置いたが着地に失敗して泣き出したとき
間髪いれずにボスボスしてみる。
泣いてもしばらく続ける。
やがて泣き止んで眠ることが多い。
(2)夜中に泣き出し、ゴソゴソしていてなんだか起きそうなとき
やはり間髪いれずにボスボスしてみる。
寝ぼけたまま起きずに再び眠ることが多い。
というわけで、今まで泣いたらすぐ抱き上げていたところを背中ボスボスに変えてみたら、再入眠が早くなり、夜中もずいぶん楽になりました!
この『背中ボスボス』も、mama記者のみなさんに効果のほどをレポートしてもらいましたので、ご紹介します。
<mama記者・瓜生 友子>
眉間グルグル、背中ボスボス(このネーミングがツボです)やってみました。
実は、ボスボスは息子が0歳でまだ抱っこで寝かしつけしている頃に夫が発見しました。うちは縦抱きで、背中ではなくお尻でした。
最初は『ちょっと!強すぎるよ!』と注意した(怒った)私ですが、どうやら息子もその方が寝付くと実証されました。
夫に発見されてちょっと悔しかったのを覚えています(笑)
抱っこを卒業し、一緒に横になって寝かし付けるようになってからは足をバタバタして寝ないので、お尻に私の手を置いて太ももをボスボスして足が動かないようにしていました。
今は1歳8カ月、寝かし付けはひたすら寝たフリですが、当時はボスボスが効いていたように思います。
<Cheers!mama編集部・三浦 良恵>
トントン、ではなくて、ボスボス、さっそく今日の寝かし付けでやってみました。
(これまでの私は、トントン、どころか、サワサワ・ナデナデ・スリスリ、に近かったかも)
そしたら!
いつもはもっと時間のかかる、「真っ暗にしてから眠るぞモードになるまで」の時間が圧倒的に短かったです!!
ボスボス、すごい!
……という結果でした。
効果はけっこう期待できそうです♪
お子さんにより強さ加減の好みはあるとは思いますが、強めが好きな子は多いんですね。
背中に限らず、おしりや太ももなどのバージョンもあるようで!
ボスボスされる場所にも、お子さんにより好みがあるのかもしれませんね。
▲ある晩のむすめ。ぬいぐるみ2体を相手に「ねんね」と言いながらボスボスしてました!むすめが現在通う園にも、コンガ奏法でボスボスしている保育士さんがいるのかも??
ぜひ、強さや場所をいろいろ試しながら、お子さんの好みの「ボスボス」を見つけてみてください。
みなさんの寝かしつけが、より楽になりますように!
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