9月1日は防災の日です。
先日、有明にある「そなエリア東京」へ立ち寄ったのですが、いつ起こるかもわからない災害に対してのヒントがあったのでご紹介します。
「そなエリア東京」は、大規模災害時に支援拠点となるように整備された東京臨海広域防災公園内にある防災体験ができる施設です。
ここでは、“震災発生後72時間をどう生きるか”というテーマで体験学習ができます。
よくある避難訓練とは違い、ひとりひとりにタブレットが貸し出され、想定する状況を選べます。自宅での被災か、出社や外出時の被災かなど、知った土地かどうかで違う判断が求められるのがわかります(小学4年生以上であればひとり一台ずつ貸出)。
受付で予約をして体験はグループで
集合時間に合わせてツアー参加者が集まりツアーの説明を受けたら、いざスタート!
体験する状況は「冬の夕方に駅ビルのエレベーターで下降中に震度7の地震が発生した」という想定でした。
照明が消え非常時のアナウンスが流れるビル内の狭い通路から脱けたあとに目の前に広がるのは、変わり果てた市街地…各地の震度や被害状況のニュースが大型スクリーンに映され、緊急地震速報のコール音も流れるのでなかなかの緊張感があります(音や暗さの演出はお子さんだけでなく大人も怖いかもしれません…)。
この場では、各自のタブレットにバラバラに指示された場所に移動し、避難場所はどこか、店舗などの火災に遭遇したら見つけた場合はどうすべきかなどのクイズに答えます。
先に進むと避難場所も再現されています。街中にある防災対応の設備をどう利用するか、家族との連絡の取り方は?などをさらにクイズ形式で学んでいきます。