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妊娠~出産、1歳のバースデーまでの撮影プラン[11]家族写真のベストな残し方

【連載】ママのための写真撮影TIPS[50]

 

今回は、「1歳で、今後どのように家族写真を残していくかのプランを立てよう」がテーマです。

 

今、写真はデジタルの時代。

フィルムで撮影していたときよりもずっと手軽に撮影できるようになったぶん、その手軽さゆえ、増えてしまった膨大なデータの取り扱いに困っている人を多く見かけます。

特に子どもの成長に関してはしっかりと計画的に残してあげたいですね!

みなさんもぜひこの機会に見直してみてください。

 

つい凝りたくなるけれど・・・

 

第一子の出産当日からはじまり、お宮参りにハーフバースデーに…と、1年だけでもたくさんのイベントがあり、はりきってたくさんの写真を撮影した方は多いのではないでしょうか。

 

第一子でイベントごとにたくさんのフォトブックを作ったり印刷したり…をしてしまうと、第二子以降に(ママが)苦労する可能性が!

「我が家は一人っ子」と決まっている場合はよいのですが、第二子、第三子と続いていくうちに、「同じようにしてあげたいけど、そんな時間もないし!」という感じでどんどんまとめを先送りにしてしまい、結局いつまでも手を付けられないなんてことになってしまいがちです。

 

イベント自体を凝ることはとても素敵なことですが、写真をきょうだいの差がなくまとめてあげるためにも、「頑張りすぎない」というのも、実はとっても大切なことなんです。

いちばん大切なのは、頑張りすぎることよりも、「継続して写真をまとめること」なんです。

 

子どものためにこれだけはまとめよう!

 

頑張りすぎない、といっても、どうしたら良いの?という方のために、今からでもできる「最低限これだけ」というまとめかたをご紹介します。

 

まず、現時点までにまとめていたもの(作ってきたもの)は「親の記念のための宝物」にしましょう。

大きくなってから子どもに持たせるものは、今から別に作ります。

 

子どもにプレゼントするためのアルバムは、、「3年に1冊」くらいの内容でまとめるのがおすすすめです。

最初の2〜3年で1冊作り、それ以降は、保育・幼稚園、小学校、中学校などの区切りごとというのも良いと思います。

数年分という大きなくくりにすれば、子どもが複数人いても無理なくまとめていきやすいです。

 

「これならなんとかできるかも!」と思えませんか?

もちろん、1年ごとやイベントごとにアルバムを作る!というルールも良いと思いますが、ご自身の生活ペースの中で、「子どもの人数分、しかも継続してずっと」できるラインを基準としてくださいね!

本来は、思い出を振り返りながら写真をまとめるという幸せな時間が、「やらなくちゃ」「終わらない」とイライラする時間になってしまわないようにしてほしいです!

 

子どもに将来渡すぶんだけを、継続できる定期的な形で、最低限残していけばいいんです。

 

 

厳選データはW保存で!

何より大事なことは、データの保管。

「厳選データ」だけは、ハードディスクとネットのW保存にしておきましょう!

 

データに関しては、1年ごとにフォルダにいれて、それをまとめてコピーして100~200枚くらいの厳選データに絞ります。

この厳選データを、自宅のハードディスクと、フォトストレージサービス(現状はGoogleがおすすめです)に年ごとのフォルダに分けてアップしておきましょう。

 

フォトアルバムを作ったり印刷してアルバムにする暇がなくても、また、自宅のHDDが壊れてしまうといったトラブルがあっても、W保管をしておけば大事な記録がなくなる可能性が限りなく低くなります。

 

あとからフォトブックなどを作りたくなったたときも、すでに選び抜かれた「厳選データ」から写真をピックアップすれば良いので、圧倒的に時短になりますよ!

 

 

写真は将来の楽しみ

育児をしていると、時間はあっという間です。

子どもと一緒にいろんなことをしたり、行ったりしても、記憶にしっかりと残っている思い出は少ないものです。

でも、あとから写真を見て成長を懐かしく振り返るのは、将来の自分たちの大きな楽しみのひとつとなってくれるでしょう。

 

そんな思い出を撮りっぱなしにしてまとめないのはほんとうに宝の持ち腐れ。

ましてやデータが壊れてしまった…なんてことになったら、悔やんでも悔やみきれません。

 

「撮ったらまとめる!」ということをしっかりと習慣づけて、計画的な家族写真をまとめていけたらいいですね!

 

本連載は今回で最終回となりますが、今まさに育児をしている皆さんにとって、少しでもお役に立てていたらうれしく思います。

これからもどうぞ素敵な家族写真を残していってくださいね!

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