【シリーズ】子どもヒヤリ・ハット[14]
ある休日、大人が大勢あつまりのんびり座ってすごしていると、3歳になったばかりの娘の「かまって~一緒に遊ぼう~」が発動。
膝にのったりおりたり、ジャンプしたり、そんな矢先の出来事でした。
座っている私の肩に乗ってきたのでそのまま肩車状態、前後に腕をひっぱってぶらんぶらんと遊んでいました。
その時に、突然「左腕が痛い!」と泣き出したので、私の肩から下ろしました。
症状は、以下のとおり。
- 左肘を曲げられない
- ちょっとでも動かすと痛そう
- 左肘あたりを動かせられないので座ったり、立ったりの動作が不自由
まだ、3歳になったばかりなので、はっきりと「どうなって、どこが痛い」ということが言えないため、原因が判断できません。
食欲もあるし、動かさなければ痛がる様子もありません。
ちょっとひねったかなくらいに思い、様子を見つつその日を過ごしました。
そして次の日、昨日と状況変わらず、左手が使えません。
ちょっとでも左手を動かすと泣き、一人でベットから起き上がることもままならないので、病院へ。
整形外科に行き、私の見た範囲での経緯と症状を伝えて診てもらうと、「肘の脱臼ですね」とのこと。
すぐに入れてもらって一件落着でした、私自身、脱臼したことも、脱臼を見たこともなかったので、こんな些細なことで脱臼するのかと驚きでした。
先生曰く、脱臼の時は時間が経つと入りづらくなり、元に戻すために痛みが伴うため早めに病院へ行った方がよいそうです。
また、一度脱臼してしまうと癖になるので要注意とのこと。
大ごとにならずよかったなと思うとともに、予期せぬところに危険を感じました。
また、今回のことで、子どもと遊ぶ時に、腕をひっぱったり、ひねったりするのは要注意だと学びました。