【連載】おっぱい110番[28]
昨秋、息子1歳2カ月のときに断乳をしました。
うまくいくか心配でしたが、一度もギャン泣きせず。拍子抜けするくらいあっさり成功してしまいました。
あとから知ったのですが、『言い聞かせ卒乳』に近いやり方だったようです。
あくまで一例ですが、体験談を記してみたいと思います。
■きっかけはママの親不知
授乳しているあいだは、乳腺炎になったり、乳首を噛まれたりトラブル続きでした。夜間断乳も何度か試みたことはありましたが失敗。
夜中の寝かしつけ直しが辛く、授乳すればスムーズだったので「まぁいいや、好きなだけどうぞ」と飲ませていました。
卒乳時期は、本人次第で2歳でも3歳でもいいかなくらいの気持ちでいました。
ところがある日、私の親不知の痛みが限界になり、大きな病院で抜歯することに!
授乳中でも飲める薬を処方してもらえるとは言われましたが、「これを機に断乳しよう!」と思い立ったのでした。
■断乳するまでの準備段階
<授乳以外の水分補給>
離乳食4回+おやつもよく食べ、1歳過ぎてからはフォローアップミルクも1日1回は飲むようにしていました。
コップはまだ練習中でしたが、ストローは使えていて、授乳以外に麦茶なども飲めていました。
<本人のタイミング>
断乳決行前日までは6~8回/日で、授乳回数はやや多い方だったと思います。
しかし、欲しがるのにほとんど飲まず、噛んだり、プイッと離れてしまうことも多く。
本人も卒乳のタイミングが近かったのかもしれません。
<授乳時間を決めた>
それまで、授乳して欲しいというサイン代わりに、息子が授乳クッションを持ってきていました。
ところが、授乳クッションが目に入ればすぐ持ってくるので、すべて応えると大変なことに!
なので、授乳時間(タイミング)は起床時・食後・寝る前と決めて、それ以外は授乳クッションを持ってきても遊んだりして気を紛らわせていました。
<断乳する理由を話す>
抜歯日時=断乳決行日が決まったのは約1週間前。
「ママ、歯が痛いの。来週歯を抜くから、そこでパイパイもバイバイにしようと思うんだけど。いいかな?」と神妙な面持ちで話しました。
言葉はわからずともなんとなくは理解できたのでしょうか。
息子は「ふーん」という顔つきでした。
歯医者にも毎回連れていっていたので、ママの口が何か深刻らしいということを感じ取ってくれていたのかもしれません。
<授乳以外の寝かしつけ方法の模索>
もともと添い乳はしたことがありませんでしたが、寝かしつけは「座って授乳」→「寝たらベッドへ移動させる」のパターンでした。
これができなくなるので、「おんぶ」や「背中トントン」「寝たふりで自然に寝るのを待つ」などのスタイルを模索。
なかでも「おんぶ」の成功率が高かったので、断乳当日の夜はこれでいくことにしました。
さて、いよいよ断乳決行です! [後編]へ続きます。