ある時、次女がやたら膝をイジイジするので見てみたら、プチっとした小さな突起がありました。
「イジっちゃだめよ〜」と言うくらいで(言っても効果はないのですが)、あまり気にしていなかったのですが、数日後に、胸のあたりにも1つ、プチっとしたものを発見。
もしやこれは、水いぼってやつではないかしら。
でも、水いぼってプールで移ってくるってよく聞くけれど、次女はプール未体験。
長女は今、水いぼはないので移ったというわけではなさそう。
そもそも長女は、夏の時期には園のプールこそあれ、個人的にプールは習いに行っていないので水いぼにはかかりづらいはず。
そしてさらに数日後に、もう1つプチッとしたものが。
うーん、増えてる……。
さすがに気になったので皮膚科へ行ってみると、
「あら、これ、水いぼですね」
あ、やっぱり。
「わりと大きいので、麻酔して取っちゃいましょう」
えっ、麻酔!? そんな、まさか今日、1歳の次女が麻酔をするなんて想像もしてなくて…と、一瞬焦った私に看護師さんが見せてくれたのは、透明の小さなシール。
それを、プチッとした部分に貼ってもらいました。
「40分くらいすると麻酔がきいているので、それまで外に出られていてもいいですよ」
とのこと。
次女をベビーカーに載せたまま病院の外を散歩しました。
胸のシールは気にならないようなのですが、膝のシールはどうしても気になって触ってしまう次女。
オヤツやおもちゃを渡して気をそらしてみたのですが、病院に戻る5分ほど前に自分で剥がしてしまいました。麻酔、効いてるかな…。
そして、40分後に病院に戻ると、「じゃ、取りましょうかね」。
あぁ、いよいよ、取るのね…がんばれ次女…。
ドキドキしながら、ベビーカーから下ろそうとしたら、
「あ、そのままで大丈夫ですよ〜」
えっ、このままでいいの!?
先生は、麻酔のシールを剥がして、ピンセットのような器具で、イボを挟んだら……、
ブチッッッ!
ブチッッッ!!!
ブチッぃ〜!!!!!
っと(本当に音がした!)3個むしり取って、「はい、OK!」
…って、え!? そんな感じ!?
絆創膏を貼ってもらって、終了。
麻酔が効いているか心配した膝も特に痛みはなかった模様。
当の次女は、「え? いま、何があったの?」とキョトン顔。
お風呂もOKで傷口に塗る軟膏などもなくて良いとのこと。
「麻酔をして取る」という言葉にビビっていたのは私だけだったようです。
(長女は水いぼができたことがないので、私自身も第二子にして初体験でした)
ところで、なぜプールに入ったことのない次女が水いぼを発症したのでしょうか。
皮膚科の先生によると、
「赤ちゃんは免疫が弱いから、上の子が持ってるウイルスですぐ水いぼができちゃうんです。
お姉ちゃんは、もう5歳? だったら、だいぶ免疫がついているから本人は発症しないだけで、もしかしたら、いまも水いぼのウイルスを持っていて、それが次女ちゃんに移ったという可能性もあります。
下のお子さんは、上の子が卒業したものに、どんどんかかっていくんですよね〜」
とのこと。
下の子の宿命!といったところなのですね。
水いぼを取る処置は怖がる必要はないとわかったので、また水いぼができてしまったら取りに行こうと思います。