【連載】子どもと一緒に旅しよう![53]
『子連れで海外旅行に行こう![前編]渡航先の選び方と事前準備』に続き、後編では、「旅行プランの立て方」についてお話したいと思います。
■旅行プランの立て方
子連れ旅行を計画する上での重要ポイントは、「時間に余裕を持たせること」です。
大人だけの場合、少し無理をすれば、「深夜便で機内泊」「1泊づつ観光地を周遊」などの旅行スタイルもできますが、子連れ旅行では子どもの体力や体調も考慮して、なるべくゆっくりな旅行プランを計画すると良いと思います。
下記は私がオススメしている旅行スタイルです。
(1)1都市、多くても2都市に長めに滞在
(2)滞在先は都市の中心部に限定し、ホテルだけでなく、貸アパートも活用
(3)できるならプレミアムエコノミークラス、ビジネスクラスを利用
では、それぞれ具体的なメリットをご説明していきたいと思います。
(1)1都市、多くても2都市に長めに滞在することのメリット
長時間の移動は子どもにとっても親にとっても負担になるので、訪問する都市は限定して、じっくり滞在する方が子連れ旅行には向いています。
子どもを連れてただ街をお散歩をしてみたり、近所の公園で遊ばせてみたり、ローカル気分を味わいながらゆったり過ごすのも楽しいです。
日本とは違った環境や、現地の親子事情を垣間見るのも、子連れ旅行ならではの楽しみ方です。
観光名所めぐりに関しては、「すべての観光名所を回る!」という意気込みでいると、子どもの都合で行けなくなってしまう可能性も高いので、無駄にがっかりしてしまいます。
「絶対に行きたい場所」を優先して周り「あとは行けたら行く」くらいのモチベーションにしておくと良いかと思います。
(2)滞在先は都市の中心部に限定し、ホテルだけでなく、貸アパートも活用することのメリット
子連れ旅行は、ハプニングが付きものです。
レストランに着いたのに、子どもが疲れて寝てしまい、何もも食べさせられなかったということもよくあります。
お昼寝したら、そのまま夜まで寝てしまうなんてことも。
予定していた外食プランをあきらめざるを得ないこともしばしばです。
また時差ぼけも重なって、食べるタイミングと寝るタイミングが思い通りにいかないこともあります。
なので、部屋で軽い料理を作れることは子連れ旅行にとって重要なポイントになります。
キッチン付きのホテルや、ヨーロッパでは一般的な貸アパートを活用するのがオススメです。
子どもを連れた外食ばかりでは親も疲れてしまうし、異国の地での食事が口に合わない場合もあります。
キッチン付きホテルや貸アパートではだいたい料理器具・食器は揃っているので、日本からお米を持って行くだけでも、いざという時に助かります。
我が家では滞在中の半分くらいは、現地で食材を買って料理しています。
また都市の中心部や、観光名所の近くに滞在先を決めることで、観光地への往復にかかる移動時間の短縮になりますし、子どもの突然のお昼寝や着替え、トイレ等にも一度戻ることができるのでとても便利です。
赤ちゃんのうちは、寝ていても抱っこで歩き回れますが、大きくなると、抱っこしても重いし、出かけた先で休めそうなカフェも見つからないし、で苦労しました。
国によっては外のトイレが汚かったり、オムツを替える場所がなかったりするので、滞在先を都市の中心にして、そこを拠点として行動すると気持ちも楽です。
(3)プレミアムエコノミークラス、ビジネスクラスを利用するメリット
これは予算によりますが、5時間以上の長時間フライトを利用する場合、ビジネスクラスが圧倒的に楽ということはいうまでもありません。
マイルを活用したり、欧米系航空会社の期間限定のプランなど、探せば意外と手が届く値段で利用することができます。
ビジネスクラスを利用することは、フライト中の快適さのみならず、出発時に空港のラウンジを使用することができるので、子連れで空港内で時間を潰す必要もなく、ゆったりと過ごせますよ!
子連れの旅では、旅行中のストレスをなるべく減らし、より快適な旅となるように計画しましょう。
楽しい家族旅行になりますように!
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