ママたちが創る、ママのための子育てウェブマガジン[チアーズママ]

撮った写真の活かし方[1]自分に合う「残し方」を見つけよう

 

【連載】ママのための写真撮影TIPS[38]

 

今回は、「写真を活用しよう」というテーマで、みなさまお悩みの「写真をどう印刷して残していくか」について、具体的にお話ししたいと思います。

 

■従来のL版印刷とフォトブック

「写真を印刷する」ということだけに特化していえば、今は大きく

  • 従来タイプのL版印刷
  • フォトブック

という2つに分けることができます。

L版というのは、昔でいうところの「サービス版」印刷で、なじみのある普通のサイズの光沢印刷をイメージしてもらばいいと思います。

 

選択肢がいろいろあるから悩むんですよね。

…ということで、タイプ別にざっくりと分けちゃいましょう。

 

■タイプ別おすすめ印刷

早速タイプ別にざっくりとやり方を分けてみたいと思います。

 

  • (1)L版印刷のみ
  • (2)L版印刷+年に1冊の自動配置型フォトブック
  • (3)L版印刷+年に1冊の自動配置型フォトブック+定期記録型ミニフォトブック
  • (4)上記3種+様々なサービス

 

ここで大事なのは、1年に1つ、厳選データを作っておくこと。

厳選データやデータ整理については以下の記事を参照してください。

【参考記事】必要性から考える写真の撮り方[5]写真のバックアップとベスト写真

 

データ整理だけでも、それなりに手間に感じる方も多いと思います。

なので、それ以降はなるべくシンプルな工程にすることが続ける秘訣となってきます。

 

(1)L版印刷のみ

acop37-2 ▲L版印刷には、ポケットタイプのアルバムを

 

あまりまめなタイプではないな……という方は、写真データを整理した「〇年ベスト写真」をネットプリントに一括で頼んで、それをポケットアルバムに差し込むという、一番シンプルな方法がおすすめです。

考えてみたらそれで特に不自由はないんですよね。

フォトブックなんていう選択肢があるから悩むので、家ではポケットアルバムのみとあえて割り切ってしまいましょう。

何をしなくても、七五三などで特別な形の大判台紙付き写真や、フォトブックなどを外注したりする機会もありますから、それはそれで、そのときに頼めばいいんです。

 

アルバムもシンプルなものがおすすめ。100均のものでもまったく問題ありません。

我が家では120枚入るものを使っています。

特に現在では、写真はデジタルデータな分、枚数が増える傾向にあるので、立派なものではなく、シンプルで場所を取らないアルバムを選ぶといいと思います。

 

(2)L版印刷+年に1冊の自動配置型フォトブック

acop37-1 ▲中~大型フォトブック

 

もう少し、手間をかけてもいいかな〜という方は、ポケットアルバムのほかに、年に1冊、中~大型のフォトブックを作りましょう。

先ほどと同じく、データ整理のときに厳選したデータを、自動配置してくれるサービスのあるフォトブック会社に、年に一度、注文します。

「年に1冊」というのは、「頑張りすぎ防止」にちょうどよい基準かなと思います。

 

(3)L版印刷+年に1冊の自動配置型フォトブック+定期記録型ミニフォトブック

acop37-3 ▲ミニサイズフォトブック

 

さらにもう少し記録を残したい!という方は、上記2つに加えて定期記録型ミニフォトブックを追加しましょう。

まめなタイプなら1か月に1冊、そうでもないな〜という方は3カ月に1冊くらいのペースがおすすめです。

3カ月に1冊だと、ワンシーズン1冊になるので、作るペースとしてはちょうどいいペースだと思います。

 

ミニフォトブックには、デザインによって一言入れられるタイプのものがおすすめ。

そうすることで「簡単な写真付き育児、成長記録」としての役割も果たすことができます。

 

(4)上記3種+様々なサービス

もっといろいろしたい!という方は、上記に加えて様々なサービスがありますので、さらに追加してもいいでしょう。

こちらについても次回以降、くわしく書かせていただこうと思います。

 

ポケットアルバムをベースに

まずは、データ整理さえしておけば、写真を一括注文できる従来型のポケットアルバムからベースに考えていきましょう。

それに加えて、自分のタイプ、必要に応じてフォトブックなどを追加していけばいいんです。

そう考えるとなんだか「できそう」な気がしてきませんか?

 

次回はさらに具体的に、おすすめの印刷サービスやフォトブックやその違いなどについてご紹介していきたいと思います。

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