今回は、「身体に負担の掛からない抱っこ」の姿勢について考えてみたいと思います。
子どもを抱っこして立っているとき、下の写真のように、下腹(骨盤)を前に出して、腰骨に赤ちゃんの体重を乗せていませんか?
腕の力をなるべく使わないようにするこの立ち方だと、腰骨の上に赤ちゃんの体重をずど〜んと乗せてしまうので、骨盤が下に押されてしまいます。
これは、自ら骨盤を押し広げて「内臓さん、どうぞココに収まりください」と言ってるようなもの。
結果、「腰痛さんどうぞいらっしゃーい」 っていうことにもつながりかねません。
体に負担がかかってしまう、こんな抱っこの姿勢は、腰痛に悩むママが多い理由の1つでもあります。
では、「身体に負担がかからない抱っこ」ってどんな姿勢でしょうか。
それが、こちら。
ちょうど、前回の記事『ママが陥りがちな「腰に乗る立ち方」がむくみや不調の原因に! 正しい姿勢って?』の「良い姿勢」の状態で赤ちゃんを抱っこしている状態。
かかとと土踏まずの分かれ目くらいに重心がきていて、その上にまっすぐ立っています。
こうすることで、赤ちゃんを腰に乗せず、どちらかというと腕の力で赤ちゃん抱っこしてる感じになります。
とはいえ、やはり常にこの姿勢で子どもを抱っこするのはしんどいと思うので(子どもが大きくなればなるほど…!)、「あ、また腰骨に乗せちゃってるな」と気づいた時には、ちょっと姿勢を正して見て下さいね。
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