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マタニティフォトを撮ろう! 家族や友人が撮るときの構図のヒント

 

【連載】ママのための写真撮影TIPS[27]

 

暑い日が続いていますね!

統計を見ると、夏生まれの赤ちゃんって多いそうなんです。

 

私の娘も、8月の真夏生まれ。

真夏の妊婦生活は暑くて大変だったな…と、なんだか懐かしく当時を思い出します。

 

さて、妊婦さんといえば、マタニティフォト!

最近はスタジオ撮影から屋外撮影までさまざまなスタイルのマタニティフォトがありますが、「パパに撮ってもらいたい!」という方も多いのでは。

 

子どもを産む機会なんて人生にそう何度もあることではないし、数カ月の期間限定なのですから、いい写真を残したいですよね。

…ということで、今回はそんなマタニティフォトについてお話したいと思います。

 

■妊婦さんを綺麗に撮る構図とは?

女性ですから、マタニティとはいえ、やっぱりいつでもきれいに撮られたいもの。

でも、妊婦さんのときって自然と太るし、むくみやすくて「顔がまんまる、足はパンパン・・・」なんてこともめずらしくありません。

そんなときに、いつも通り真正面から撮影しても、単なる太目の自分が写るだけ…。

 

ということで、そんな妊婦さんのおすすめの構図がこちら!

 

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ポイントは5つ。

  • (1)背景は自然
  • (2)むくみやすい足はカット
  • (3)向きは横向き
  • (4)手前の手はお腹の下に
  • (5)うつむいて、お腹の赤ちゃんに思いを馳せるようなイメージで

 

では、それぞれについて、解説していきます。

 

(1)背景は自然

撮影場所は屋外がいいです。

屋外のよさは、自然と「季節感」が出ること。背景の風景の美しさも手伝って、自然と絵になる1枚を撮影することができます。

なので、街中や住宅街で撮るよりは、広めの公園のほうがいいでしょう。

 

(2)むくみやすい足はカット

妊婦さんはすごくむくみます。そんなとき、足は積極的に出したくないものです。

もちろんすべての写真でカットする必要はありませんが、あえて足は写らないような写真を撮影する、という配慮があるといいと思います。

 

(3)向きは横向き

お腹が大きくても、正面で撮影すると、「妊婦さん」っぽさは出ないものです。

やはり横から撮影して、大きなお腹が分かりやすいように撮影しましょう。

 

(4)手前の手はお腹の下に

横を向いた時、意外と手前の手をどこに置くか迷ってしまうものです。

そんなときは、お腹の下においてもらいましょう。そうすると、写したいお腹の邪魔にならず自然なポーズになります。

 

(5)うつむいて、お腹の赤ちゃんに思いを馳せるようなイメージで

カメラの方向を向いて笑った写真よりは、自然な雰囲気を演出できる「目線そらし」のカットがおすすめです。ニコパチ写真だと、普段の記念写真のようになってしまいますもんね!

顔が合うと、気恥ずかしくてひきつった笑いになってしまうという人でも、このカットなら大丈夫ですよね。

 

■演出用の小物を用意して一緒に撮る

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いざ撮影しよう!と思っても、こんな角度で・こんな構図で…などと普通はいくつも浮かびませんよね。

しかも、身内やお友達に撮影してもらうとなると、撮るほうにも撮られるほうにも気恥ずかしさがあり、「いくつも撮ってられないよ~」なんて言っちゃったりして……。

本当は「もっときちんと撮りたい、残してあげたい」のに、お互い不本意な結果になってしまうこともあります。

 

そんなときに役立つのが、小道具です。

 

私は特に季節感を反映したものを用意することが多いです。

上の写真はローズの形をした松ぼっくり。秋~冬の雰囲気が伝わりますよね。

 

たった数カ月の季節限定のマタニティ。季節感を取り入れるのがおすすめです。

 

お花屋さんで買ってもいいし、その季節ならではの小さな草花なんかをその場で用意したっていいんです。

お花屋さんで買うなら、季節に寄って、ミモザ・ひまわり・あじさいなんかもステキです。

その場のものを使うなら、松ぼっくりやねこじゃらし、椿なんかもいいかもしれませんね!

 

写真を見て思い返してみると、

「ああ、そう、真夏の暑くて大変な時期だったよね」とか「真冬で雪の中、気をつけながら散歩したっけ」とか、そんな記憶がふと思い起こされるものです。

 

なかなかマタニティフォトを撮影に行く余裕がない、カメラマンに撮ってもらうのは恥ずかしい、なんていう方も多いと思います。ましてや二人目、三人目となると、妊婦である自分のことなんて後回しにしてしまいがち。

でも、せっかくの人生で何度かきりの妊婦生活、お友だちやご主人にお願いして、ぜひ何枚かでも写真を残してくださいね!

 

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