【連載】うちの子がすきな絵本[42]
わが家では子どもが好きな時に読めるように、リビングに本棚を置いています。季節の絵本を入れてみたり、週替わりで絵本を入れ替えています。
読み聞かせの大切さを聞いていたので、早いなと思いつつも5歳の双子の子どもがお腹にいる頃から読んであげていました。
お腹をぽんぽんと蹴ってくることがあると、「今のわかったのね!」とかなりの親バカでした。
字が読めるようになった今でも、毎日の読み聞かせは欠かせません。絵本を読んだ後に、その内容について話すこともあります。
子どもとの触れ合いの時間でもあり、親子のかけがえのない時間になっています。
愛子さまの愛読本として有名になった『うずらちゃんのかくれんぼ』(きもとももこさん作)は、うちの子も好きな絵本で7~8カ月の頃から読んでいます。
うずらちゃんとひよこちゃんが花や木の中でかくれんぼをします。
「もういいかい」「まあだだよ」というかけ声が何度も出てきて、そのテンポがとってもいいのです。
最後に雨が降ってきて、ひよこちゃんとうずらちゃんがおうちに帰れないと悲しそうになっていると、「みーつけた!」とお母さんが迎えに来てくれるお話しです。
子どもが小さい頃は一緒になってうずらちゃんとひよこちゃんを探して楽しんでいました。
風がふいて木に隠れていたひよこちゃんが落ちてしまう場面は、抑揚をつけて「あいたたたー!」と読むと、一緒になって痛そうな顔をしてみたり。
「もういいかい」「まあだだよ」を言えるようになってくると、ママと交互に読んでそのやりとりを楽しみました。
同じく、きもとももこさん作の『ピーのおなはし』も子どもが好きな絵本です。こちらも確か7~8カ月の頃から読んでいたと思います。
ピーのお母さんはもうすぐ赤ちゃんが生まれるのですが、お母さんの元気がなく、それを心配したピーはお母さんの大好きないちごを摘みに出かけます。
その道中に川に落ちてしまい、優しい魚に助けてもらいます。いちごをたくさん摘み、今度は小鳥に助けてもらって川を渡って帰ります。家に着くと、2匹の赤ちゃんが生まれていたというお話です。
いちご畑にたどり着くまでの道のりはハラハラドキドキしてしまいます。ピーが川に落ちてしまう場面では、魚と一緒に思わず「頑張って」と応援したくなります。
いちご畑に着くと、子どもも嬉しそうな顔で一緒にいちごを摘もうと絵本の中のいちごを触っていました。最後に赤ちゃんを見つけると、優しくなでていたり。
心がほっこりするような絵本で、こちらも親子で楽しんで読むことができます。
じつは、こちらの絵本の中に、『うずらちゃんのかくれんぼ』のうずらちゃんとひよこちゃんが小さく登場しているのです。子どもの方が先にそれに気づいて、教えてくれました。
子どもって大人が気づかないような小さなものを見つけて教えてくれたり、読み聞かせをしてると色々な発見があって面白いなと思いました。
今夜は何を読んであげようかしら!?
大きくなっても読み聞かせの時間を大切にしていきたいです。
まだまだうちの子の好きな絵本がたくさんあるので、みなさんにご紹介していきたいなと思っています。
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