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授乳中のお酒、ネンネトレーニングやしつけに悩んだら手に取ってほしい「私的・育児本ベスト3」

 

【シリーズ】私のベスト3[07]

 

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初めての育児。

 

子どもが0歳ならママだって0歳。

子どもが1歳になってもママもまだ1歳。

 

わからないことばかりで、でも何が正しいのかわからなくて困ることって、たくさんありますよね。

 

私もその一人でした。

 

そんなとき、手にした数々の育児書。

その中から、これは役に立った!という3冊の本を、これからママになる人、今まさに奮闘中のママ、パパに、おすすめします。

 

■プレママ、新米ママに

小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK‐間違った助言や迷信に悩まされないために

 

「授乳中、お酒って飲んでいいのかな? 飲んだら何時間、授乳しちゃいけないんだろう?」

この問いは、私自身も悩んだことですし、周りの後輩ママ達からもよく聞かれました。

その答えは本やサイト、人によってまちまちで、何を信じていいかわからないですよね。

この本はそんな問いに、『代謝に〇時間かかるため、〇リットル飲んだら〇時間あけるべき』といったように、わかりやすく根拠を示しながら答えてくれています。

 

この本の著者は自らもママである小児科医。

 

他にも、

「喫煙したら母乳はやめるべき?」、

「ママが食べたものが直接母乳の味に影響するの?」

…などなど、育児にまつわる都市伝説的な真偽まで、科学的根拠とともに解説してくれています。

 

おもしろかったのは、「ポリエステル」「ウール」「羽毛」の布団で子どもを寝かせた実験の紹介。

 

子どものお布団選びで迷っているママ、子どもが寝なくて困っているママの参考になりそうです。

育児が始まってしまうとゆっくり本を読む時間もとれなくなるので、妊娠中に読んでおきたい一冊だと思います。

 

■夜泣きに困っているママへ

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド

 

そうしむけたわけではないけれど、いつのまにか寝かしつけにおっぱいが必要になってしまっていた我が娘。

生後2カ月~6カ月くらいまでは夜通し寝てくれていたのに、生後7カ月ぐらいから、毎晩、2~3時間おきに起きてしまうようになりました。

 

ママの事情で添い乳もできず、寝かせても…

 

  • (1)2~3時間おきに起きる
  • (2)立ち上がってしまう
  • (3)おっぱいを与える
  • (4)おっぱいのまま抱っこ
  • (5)寝たっぽいのでおっぱいのままベビーベッドに寝かせる
  • (6)でも、おっぱいを外すと泣く
  • (7)1~6をやり直し
  • (8)またもや、1~6をやり直し
  • (9)さらに、1~6をやり直し

 

そして、エンドレス……。

これが、断乳する1歳半まで、ずっと続きました。

 

いや~辛かった!!!!!

寝不足だわ、腰は痛いわ、発狂するかと思いました。

 

このころは本当に困り果てて、いろんな「ねんねトレーニング」の本を読みあさりました。

 

…が、当時、ねんねトレーニングの本はほとんどが外国のもの。

どれを読んでも、「子どもは親が管理するもの」という姿勢がしっくりこず、とても実践する気になれませんでした。

 

そんな中で見つけたこの本は、

「お母さんが辛いと思ったら、やめていい」

「お母さんがストレスを感じないことが一番大事」

と繰り返してくれていたこともあり、初めて、「実践してみよう」と思えた本でした。

 

ネットのレビューでは賛否両論ありますが、今悩んでいるママには、とりあえず読んでみることをおすすめします。

たとえ目新しことが書いてなかったとしても、私のように、「実践しよう」と思った人がいたら嬉しいな、と思います。

 

■「しつけ」に悩むママ・パパに

 ▲あふれるまで愛をそそぐ6歳までの子育て―子どもの心にひびく愛ひびかない愛

 

子どもが赤ちゃんでなくなり、「幼児」の域に入ってくると、悩むのが「しつけ」。

 

私の場合、

「好きなだけ遊ばせてあげたい」「走り回らせてあげたい」

という本音と、

「時間がないからもう帰らなきゃ」「人の目があるからここは叱らなきゃ」

という建前があり、結局、保育園のお迎えから夜寝るまで、ずっと叱りっぱなし…という日が続き、げんなりしていました。

 

充分わかってはいました。

叱るのって楽しくないし、叱られるほうだって嬉しくない。

叱られっぱなしの日が続けば、子どもだって「じとーっ」とした目で見てくるし、叱れば叱るほど、キーキーなる。

叱る側のママだって、本当は叱りたくない。でも、「しつけ」だし……。

 

そうやって、「しつけ」にとらわれて親子で疲弊していたころに読んだのがこの本です。

 

長年幼児教育に携わってきた著者は、「子どものやりたいことにとことん付き合ってあげる。そうすれば子どもは素直になる」と言います。

このことを、いくつもの事例をあげて伝えている本です。

そうしてやりたいことに付き合ってもらい、受け止められてきた子は「心の基地」ができ、大人になっても折れない人になる、というものです。

 

子どもに言うことをきかせるために必要なのは、叱ることではなくて、子どもを受け止めること。

「今はとことん甘えさせなさい」という著者のメッセージに、心が軽くなり、子どもに優しく接することができるようになりました。

 

もちろん叱ることは多いですが、本を読む前に比べて感情的になることが減り、叱っているときでも、どこかでそんな自分を客観的に見ていたりします。

「しつけ」に疲れたママ・パパにおすすめの一冊です。

 

以上、私のオススメの3冊を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

 

赤ちゃんが0歳ならママも0歳。

これらの本が、ママたちが楽になる、そして自分らしい育児ができる助けになれば、嬉しいです。

 

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