6月になりました。
我が家の周りでも、「今週末は運動会なの~!」「今週末BBQしましょ~!」「天気がいいからピクニックに行かない?」といった、お外イベントの話題が飛び交っています。
そんな楽しい季節ですが、食物アレルギーの子を持つ親にとっては、みんなでご飯を食べる機会はちょっと心配だったりもします。
子どもは集まれば走り回るもの。
特に外となれば、ママがずーっと見ていられるわけもありません。
そんな中で、もし、他の子どもが、アレルゲン(アレルギーを起こすもととなるもののこと)入りのお菓子をうちの子に渡してしまったら?
もし、他のパパやママが、アレルゲン入りの食べ物をうちの子にもすすめてくださったら? そしてそれを食べてしまったら?
3歳にもなれば自分のアレルゲンを把握し、口で伝えることもできますが、その場の雰囲気で言いだせないこともあるだろうし、おいしそうなお菓子ならアレルギーがあることも忘れて食べてしまうかもしれません。
そんな事態を回避するのに役立つのが、こちらです!
「食物アレルギーサインプレート」
アレルギー食品のイラストを切って「たべられません」と表示された黄色いカードに貼り、そのカードを切り取ります。
名刺サイズのカードになるので、透明のカードホルダーに入れて、子ども服に安全ピンで留めたり、リボンを通して首から下げてあげます。
食べ物の絵に×印でわかりやすい!
「食物アレルギーサインプレート」を見やすいところに付けておけば、対面の人にもアレルギーがあることを分かってもらえてるし、小さな子どもでも、何か気付くことはあるかもしれません。
イラストは、厚生労働省が表示を義務化または推奨している27品目すべてが用意されています。
このプレートは、「こんなものがあったらいいな」という、アレルギーっ子のママたちのアイデアで生まれたそうです。
特定非営利活動法人「ALサインプロジェクト」が作成して、かなり普及はしていますが、配布は病院でのみ行われています。
ママやパパが勝手な判断で子どもの食事を制限をしたりしないように、医師が診断を確定し、医師とともに食物アレルギーを治療していけるようにと願って、そのような形をとっているそうです。
我が家ではまず、子どもの登園バッグと災害用持ち出しバッグに付けました。
災害時、もしかしたらママに何かあるかもしれません。
そんなとき、他の大人たちがきちんとアレルギーっ子のケアができるように、災害時の持ち出しリストにこのプレートを加えておくとよいと思います。
入手希望の方はALサインプロジェクトの「配布病院一覧」からどうぞ。
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