わが家のトイレトレーニングは失敗の連続でした。
長男のオムツがはずれたのは3歳5カ月のとき。
トイトレ期間中に、2度の中断期間がありました。
中断期間を含めたトイトレ期間はなんと1年7カ月です。
その間、同月齢のお友達ママから「オムツがとれた!」と聞いては落ち込み、「○日でオムツを卒業!」などの体験談を見ては本当にうらやましくて、「どうしてうちの子はオムツがとれないんだろう」と、かなり凹んでいたのです。
トイトレがスムーズに進む子がいる一方で、なかなか進まない子もいます。
私の他にもきっと同じ思いのママがいるハズ。
そう思い、参考になるのかわかりませんが、わが家の奮闘ぶり、というよりあきらめっぷりをお伝えしたいと思います。
きっと「うちの子だけじゃないんだ」と安心してもらえるんじゃないでしょうか。
一般的にトイレトレーニングの始めどきの目安とされるのが2歳前後の夏あたり。
わが家も、夏生まれの長男の2歳のお誕生日前あたりからトイトレを始めました。
補助便座を買い、トイレの壁に息子の好きなキャラクターの絵を貼って準備は完了。
私や夫が用を足すところも見せました。
トイレに興味を持った長男は、すぐに怖がることなく補助便座に座ってくれました。
朝起きたときや食事の前、お風呂の前など、タイミングを見計らってはトイレに誘い、補助便座にまたがっては出ずに終わる、を数日繰り返すうちに、ひょっこりトイレでのオシッコに成功!
それからはタイミングよく誘えばトイレで成功していたのです。
でも、自分からは「オシッコが出る」「トイレに行く」とは言いません。
オムツでオシッコやウンチをしても「出た」と教えてさえくれません。
「これってどうなんだろう?」と思いつつも、このままぼちぼちオムツがとれるのかな、と淡い期待を抱いていました。
しかし、ちょうどその夏に次男を出産。
長男はヤキモチで不機嫌になることが多く、私も新生児を抱えてのトイトレは物理的にも精神的にも難しくなってきました。
ムリをしてトイレを嫌いになってしまっては元も子もない。
トイレに慣れてくれれば今すぐトイトレが完了しなくてもいいや。
いつかはとれるんだから気長に行こう。
そう気持ちを切り替え、寝起きやお風呂の前など、1日に数回トイレに誘う程度でずるずると過ごし、気づけば春になっていました。
その春、長男は幼稚園の3歳児クラス(年少の1つ下)に入園。
環境の変化もあってか、トイレに誘ってもイヤがることが増えました。
長男の通う幼稚園は、3歳児クラスの開設初年度だったこともあってか、園でのトイトレはほとんどできていない様子でした。
私も、トイトレよりも幼稚園に慣れること、安心して通えることを優先し、ついにトイトレをやめることにしたのです。
家でも園でもオムツ生活。
トイレに誘うこともやめ、思いっきり甘えさせる。
1年前に逆戻りしてしまったという焦りも多少はありましたが、長男が幼稚園に慣れ、徐々に落ち着いてくる様子を見て、これで良かったんだと自信を持てました。
そしてその夏。
幼稚園がなんと5週間の夏休み!!?
それならこの夏休みにちょっと本気を出してトイトレを頑張ってみるか!
…と、気合十分で夏休みを迎えたのですが……。
3歳の夏のトイトレ。2度めの挑戦からオムツ卒業までは「後編(2度目の挫折を経てついに完了!:息子の心を動かした一言)」でお伝えします。
かわいいミッフィーがいつもいっしょ。ミッフィー 補助便座R |