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ママが知りたいお金の話[01] 教育費っていくらかかるの?

 

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はじめまして。ファイナンシャルプランナーの宮野真弓(mam記者)です。

子どもが生まれると、オムツやミルク、服におもちゃと日々お金がかかりますよね。
夫婦ふたりでくらしていたときよりも、お金の悩みも増えると思います。

そこで、絶賛育児中のママFPとして、
知っていることや経験したことなどを少しでもお伝えできたらな、と思っています。

さて、ママ・パパが気になるお金の話といえば、やっぱり教育費。
教育費って一体どれくらいかかると思いますか?

幼稚園から大学まで、どれくらいお金がかかるかというと、ざっとこんな感じです。

 

(単位:万円、1万円未満四捨五入)

幼稚園(3年間)

小学校(6年間)

中学校(3年間)

高校(3年間)

公立

私立

公立

私立

公立

私立

公立

私立

70

161

182

879

138

384

118

277

※学校教育費の他に、学校給食費、学校外活動費を含む

国立大学

(4年間)

私立大学

文系

(4年間)

理系

(4年間)

医歯系

(6年間)

243

386

519

2370

 ※文部科学省「平成22年度子どもの学習費調査」「平成22年度国立大学の授業料、入学料及び検定料の調査結果」「平成23年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果」より

こうやって見ると、子どもの進路によって金額が大きく変わることが分かりますよね。

ちなみに、幼稚園から大学までオール公立だった場合は747万円
一方、オール私立(文系)だと2088万円!

なんとオール公立の約2.8倍、金額にすると1300万円もの差があります。

ちょっとびっくりの金額ですよね。

ただ、幼稚園から高校までの教育費には、
習い事や塾などの学校外活動費も含まれています。
この学校外活動費は、オール公立だと約284万円、
オール私立だと約550万円にもなっています。

ばかにできない金額ですが、学校教育費と違って
ご家庭の考え方や状況によって金額が大きく変わってきます。

また、大学に進学すると、自宅通学でもそれまで以上に通学費がかかることが多いですし、
下宿をするとなるとさらにお金がかかります。
大学院への進学や海外留学を希望すれば、もっともっとお金がかかります。

(ちなみに、自宅生の通学費の平均は年間約10万円、下宿生の住居・光熱費の平均は年間約50万円 ※独立行政法人日本学生支援機構「平成22年度学生生活調査結果」より)

子どもには十分な教育を受けさせたいというのは多くの親に共通する願いだと思います。
でも、そのためにはお金が必要。
漠然と、貯金しよう!とか、節約しよう!とする前に、
まずはいくらかかるのかを知り、
どこまでを出費として見込むのかをご家庭でよく検討してみてください。

(mama記者・宮野真弓)

*次回予告*
連載「ママが知りたいお金の話」第2回は
「教育資金、いつまでにいくら準備すればいいの?」
を予定しています。お楽しみに!

※なお、本記事は、あくまで情報提供を目的としたものであり、契約その他の行動を勧誘するものではありません。商品の選択、契約などにかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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