先日の記事、『雨でも楽しめる旅先スポット「えほんミュージアム清里」でノンタン展』に続き、小渕沢の「えほん村」を紹介します。
「えほん村」は清里からローカル線で3駅、中央線の特急も停まる小淵沢にある、絵本専門の私設図書館です。図書館といっても借りることはできません。でも、その場であれば、何冊でも、何時間でも読むことができます。
特急も停まる、などと電車で行けそうなことを示唆してしまいましたが、駅から4キロほど離れているので、クルマかタクシーの方が無難ですね。
さて、駐車場にクルマを停めて入り口に向かうと、こんなかわいいゲートが!
▲ウサギとトナカイ(?)がお出迎えです
そのあとも、草の間からチョコチョコと顔をのぞかせる小さな生き物たちに迎えられ、ストーリー館へ(えほん村は、ストーリー館、アートハウス、シアターからなります)。
すると、扉の前に小さなおうちが。
当然のように、娘は潜って入っておままごとを始めてしまい、なかなか絵本にたどり着きません(笑)。
ひとしきり遊んだあと、ようやくストーリー館内へ。
なかはこれまたかわいいメルヘンの世界で、こじんまりとした空間に子どもサイズのテーブルと動物をかたどった椅子が置かれ、その周りを絵本でいっぱいの本棚が囲まれています。
一部小上がりになっているところがあり、そこにはたくさんのボックスが。なかはやはり絵本でいっぱいです。
▲絵本を読むより、扉を開けて絵本を出すことに精を出す娘……
絵本を読んだり、置いてあったパズルで遊んだりしていると、スタッフの方から声が掛かりました。
「今からおはなし会をやるのでシアターに集まってくださーい!」
シアターとは、えほん村内に作られた小さな小屋のことで、そこで絵本の読み聞かせをやってくれるようです。
マイペースな娘はシアターに行かず、ストーリー館で遊ぶというので、じいじとばあばに娘をお願いして私はアートハウスへ。
こちらはオーナーで造形作家でもあるTASABUROさんの作品が並ぶアートスペース。個人所蔵の絵本を開放するだけあって、いかにも子どもが好きそうなロフト風な造りの建物に、これまた子どもが好きそうな、木でできたカラフルなオブジェがたくさんありました。
でも、作品で遊ぶのは禁止なので、見るだけ、のお約束が難しいお年頃のお子さんは入館しないほうが無難かもしれません。
アートハウスにはカフェもトイレもあり、トイレ(個室)内には木の台があったので、オムツ替えはそこでできそうです。ストーリー館にもトイレはありますが、オムツ替え台はありません。
でも広いので、たっちできるお子様はここでもオムツ替えは可能です。ただ、どちらのトイレにしても、汚れたオムツはお持ち帰りなので、その準備は必須ですね。
その他注意事項としては、
- 2歳から料金が発生すること
- 季節によって料金が異なること
- 定休日以外にも、展示の入れ替えなどでお休みの日があること
- アートハウスのほうは冬はお休みになること
があります。
お出かけの際は、事前にホームページで情報をご確認くださいね。
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