体調不良から自家中毒に気づくまでの前編、自家中毒発症から回復までの様子の中編の続きです。
保育園に入園して2週間たったころに、初めて発症したむすめの自家中毒。
回復後は入園時の緊張も解け、保育園にも徐々に慣れて、プールが始まる7月には、すっかり「しぇんしぇー(保育園)、だいしゅきの!」というくらいまでになりました。
よし、もう大丈夫!……と思っていたのですが、冬に2度目の自家中毒を発症したんです。
12月のある日、保育園で「クリスマス会」が開催されました。
むすめのいる1歳児クラスにとっては、「初めて親から離れて子どもたちと先生だけで舞台に上がる」というイベント。
むすめは、きちんと整列して舞台にあがり、リトミックもおおきな身振り手振りでしっかり演じ、合奏・合唱でも担当のミニ太鼓を叩きながら大きな声で歌うことができました。
親としては、立派に演じることができた姿に感動!
またその一方で、つねにセンター最前列をキープしていたむすめ姿に「あの度胸は一体誰に似たのか?」という責任を夫婦でなすりつけ合うなどしました…(汗)
▲「あの子、ずっとあの場所で演技してるね」「誰に似たんだ?」「あなたじゃない?」「そっちじゃない?」…演技終了まで、夫婦で「わたしじゃない」「俺じゃない」と静かにバトっていました。
いずれにせよ、8カ月間の保育園生活での成長を感じることができて、楽しく嬉しい、思い出に残るクリスマス会!
…だったのですが、その後、むすめの体調がみるみる悪化。
風邪の傾向は見られないのに、吐く、吐く、吐く…。
どこかで経験した、この感じ…もしや…。
そう、2度目の自家中毒でした。
一度経験していたので、この時は早めに処置をすることができ、すぐに回復したのですが、保育園も楽しくなった今、なぜこのタイミングで自家中毒になってしまったのでしょうか。
改めて自家中毒について先生に教えていただいたところ、
- 環境の変化…引っ越し、入園入学、転校など
- イベントの前後…運動会やお遊戯会、発表会などのイベント前後の緊張から
- 精神的な不安定さ…不安感や孤独感など
- その他…不安定な天候、寝不足、空腹、はしゃぎ過ぎ
などなど、その子にとって「なんらかのストレス」を感じた時が、自家中毒になりやすい「タイミング」ということなのです。
と、いうことは。
今回のむすめの場合は、「クリスマス会で頑張り過ぎちゃった」ということが原因として考えられそうです。
全力で舞台に臨んだ姿勢は素晴らしいけれど、精神的に追い詰められてしまうほど、気合を入れて頑張らなくてもよかったんだよぉ〜!!と、思ったりもしましたが、2歳の子どもが、自分で精神的なバランスをとって「ほどほどにがんばる」なんてこと、できるわけないですよね。
この2回の自家中毒の経験で、むすめは環境の変化やイベントごとなどで過剰にナーバスになってしまうタイプであるということがわかりました。
本人の「頑張りたい」という気持ちを抑えることなく、親にできることといったら、張り切る姿を見守りつつ、ヘルプのサインが垣間見えたらそっと抱きしめてあげることくらいしかないのかもしれません。
今後は、なにか大きなイベントの前後では、気持ちの面でフォローしてあげるように心がけたいと思っています。
あせらず、あなたのペースでいいから、すこしずつ、たくましくなってね、むすめよ!!
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