2歳になったのを機に、娘にハサミを買い与えることにしました。
私自身、小さいころから画用紙を切り抜いて電車を作ったりして遊ぶのが大好きだったので、娘にもモノを作る楽しさを知って欲しと思い、買いました。
でも2歳の子供に与えるハサミって、どんなのがいいの?? 大人用じゃ大きいだろうし、持たせるのも怖い。子供用といってもいくつか種類があるのでどれを買ったらよいか迷いました。
まず選んだのはアンパンマンのプラスチック製のハサミ。紙以外は切れないということで、安心かなと思いこれを選びました。
【アンパンマン はじめてのはさみ】
- アンパンマンの絵柄付き
- 持ち手部分の穴の大きさが異なり、親指のほうは○印がついています
- プラスチック製です。紙専用です
- 開くのを補助するスプリング付き
キャラクターモノはやはり食いつきがいいです(笑)ハサミの大きさは娘の手にぴったりでした。
子供は握る力は強くてもハサミを開く力は弱いということで、開くのを補助するスプリングがついています。
確かにスプリングを使うと、握ったあとにハサミが自動的に開くので楽そうです。
ただ、スプリングを使うと握るにもスプリングがないときより力を使うためか、ハサミの持ち方がおかしくなることが。
穴に指を通さず上から握る感じ。ということで、スプリングは収納し使わせないことに。
このはさみ、紙以外は切れないということで安心です。でも紙を切るにもコツがいるので、上手にハサミが使えていないと紙もなかなか切れませんでした。
2枚の刃の間に隙間ができてしまうので、刃と刃をこすり合わせるように使えないと、紙が隙間に逃げてしまうのです。
娘は「切れないのー!!!」と、しょっちゅう癇癪起こしました(汗)
切れないハサミを使わせるのは、安心な反面「道具としてどうなの?」と思い、別のハサミを購入することに。
【クツワのきっちょんはさみ】
▲クツワ STAD 安全はさみ きっちょん SS101BL 刃渡り48mm
- 持ち手部分の穴の大きさが異なります
- ステンレス製です。刃の断面が平な押切式はさみ。刃先はプラスチックのガード付き。指は切れません
- 開くのを補助するスプリング付き
こちらは刃と刃の間に隙間がなく、もともとぐらつきのないキッチリした作りなので、握ればちゃんと紙を切ることができました。
しかし、開くのにも力がいるようで、両手で持ち直してハサミを開きます。
こちらも前者同様、開くのを補助するスプリング付きなのですが、スプリングが弱いようで、本当に補助的役割です。
アンパンマンのほうは握る力を弱めれば開いたのですが、こちらは開こうとすれば助けてくれる、という感じでした。
また、ハサミの大きさ自体がアンパンマンのものより一回り大きく、娘の手にはまだ多少大きめなので開きにくいのかなと思いました。
▲ふたつのハサミの大きさの差はこんな感じです。
▲実際に子どもが持つとこんな感じです。ちょっと大きめ
こちらは押切式のハサミですが、紙以外にビニールも切れます。こっそり試したら、洋服の生地も切れました。髪の毛も、切れます。
基本的にハサミは親の監視のもとで使わせてはいますが、注意が必要です。
ちょっと感動したのは、ハサミの先で切っても紙破れがないことです。いい仕事してますね。
最終的に、娘は両方のハサミを気分によって使いたがるので、両方使わせています。
はじめは新聞紙を短冊状に切ったものを渡してチョキンとさせていました。
薄いから上手に挟めれば軽い力で切れるものの、持ったときにクタっとなってしまって挟みづらいようでした。
どこからか厚紙を持ってきて切り始めたので見ていたのですが、厚い分切るのに力はいるけど、ハサミを持っていない方の手で紙を支えるのが楽なので、自分の切りたい場所をチョキンとできているようでした。
最終的に部屋は細かい厚紙の欠片だらけに。
娘はハサミを使うことの楽しさに目覚めたようです。
しばらくは画用紙くらいの厚さの紙で練習させてみようと思います。
【クツワ】 クツワ 安全はさみ・きっちょん(ブルー) SS10 SS101BL |