「LINE CAMERA」で編集すれば消えるけれど……
実は、位置情報は写真を編集・加工すると消えてしまうことがあります。
たとえば、「LINE CAMERA」で編集した写真は、下のようにGPSの情報がなくなっています。
Windowsパソコンで画像のプロパティを表示した画面。左が元画像。右がLINE CAMERAで編集した画像。
……が、注意してください！
すべてのアプリで位置情報が消えるわけではありません。
例えば、Windowsパソコンのペイントで写真の上から色を塗ったり、写真サイズを変更しても位置情報は消えません。
編集・加工した写真を保存した際に、位置情報がなくなるかどうかはアプリの仕様次第だと考えたほうがよいでしょう。
ですからやはり、SNSに投稿する場合は、位置情報をオフにして撮影するというのが基本と考えてください。
Instagramも注意！
Instagramは、投稿の際に位置情報を付けるかどうかを設定する項目があります。
Instagramで位置情報をオンにしていないとこの画面が出るので、誤った投稿を防げる。
この項目に位置情報を付加しなければ、投稿から撮影した場所を確認することはできません。
ですが！ ここも注意が必要です。
Instagramの投稿では位置情報を付加しなくても、投稿された写真をダウンロードして確認すると、位置情報は残っています。
GPS情報が確認できるだけでなく、ご丁寧に「使用ソフトウェア名：Instagram」という情報まで追加されていることもわかります。
SNSに使う写真はGPSオフが鉄則！
以上が、スマホの写真から撮影場所を正確に割り出すことができる理由です。
「SNSは利用していない」という方なら気にしなくて大丈夫ですが、InstagramやTwitter、FacebookなどSNSを活用している方は、「GPSオフ」に設定しておくと安心ですね！