9月1日が「防災の日」ということもあり。あらためて日頃の備えを考えてみようと「立川防災館」へ行ってきました。
館内見学に加え、今回体験できたのは以下の3施設。
1●地震体験
震度7レベルだった関東大震災と同じ波形の揺れを体験できます。
(体験は3歳程度以上、震度7の体験は中学生以上だそうです)
ダイニングキッチンを再現した体験室のテーブルはがっちり固定されています。
わが家の場合座卓ですし、ほかに身体を隠せる頑丈なものがあるかというと微妙なところ。
家具の固定も甘すぎると反省。
2●煙体験
ビル内で火災にあった場合を想定して扉がいくつも開けなければならなかったり、火元や煙をさけ壁沿いに避難するという体験ができます。
一酸化炭素中毒など、火災における煙の怖さをの説明も受けました。
煙の中をただ通り抜けるだけではなく、避難路を探さねばなりません。
疑似体験とはいえ、見知らぬ火事場に入るのは不安を感じます。
2歳半の息子を連れて体験してみましたが、やはり怖さを感じたのかまったく歩いてはくれません!!
避難時は、煙を避けるために口元をタオルや袖で覆って腰を低くして進むのがポイントとのこと。
子どもに煙を吸込ませないような配慮をしつつ抱きながらの中腰移動はかなり厳しいものだなと実感。
3●消火訓練
スクリーンに映った火災を水の消火器(トレーニング用)で消火します。
消火器の種類や用途などの説明もありました。
一般的な消火器は噴射時間がなんと十数秒程度しかないんだそうです!!
消火剤が出始めたらあっという間なので、必ず火元に近づいて狙いを定めてからレバーを握りましょうとのこと。
震災以降、今まで以上に防災について考えるようになったものの、まだまだぼんやりとした知識しかないもんだな…とあらためて思わせられました。
地震や火事はもちろん、最近は豪雨による水の被害や竜巻など自分がいつどんなところで出くわすのかわかりません。
万全な対策は出来ませんが、こういった施設での体験はいろいろなパターンを妄想するきっかけにはなりました。
「立川防災館」には4Fに休憩コーナーがあり、持ち込んだお弁当やおやつを食べることもできます。
飲み物の自販機だけで軽食販売等はありませんが、救急講習などが行われる施設でもあるので席数は多いです。
ほかにもゲーム仕様の防災クイズや回転灯つく消防車がある児童コーナーもあるので思いのほか楽しい時間を過ごせましたよ。
東京消防庁では各地域で消防訓練等のイベントも数多くありますので、お近くで開催のものに家族で参加してみるのはいかがでしょうか。
*おまけ*
今回売店で購入した消防庁グッズ。
おりがみが70円、キティちゃんコラボのクリアファイルも70円〜とお安い!
防災グッズもたくさん展示販売していましたよ!
立川防災館
- 東京都立川市泉町1156番地の1
- 交 通:バス JR立川駅北口(1番乗り場)より「立川消防署」下車すぐ 多摩都市モノレール 「高松駅」より徒歩15分
- 開館時間:午前9時~午後5時
- 休 館 日:毎週木曜日・第3金曜日(国民の祝日にあたる場合は直後の平日)及び12月28日~1月4日
- 入 館 料:無料
(mama記者・チー坊)
<関連リンク>
- 東京消防庁立川都民防災教育センター(立川防災館)
- 東京消防庁管内各消防署の行事予定一覧 (PDF:1660KB)
- 東京消防庁<広報テーマ>