流行拡大中
リンゴ病の患者数は、過去2年間に比べ、18年10月から急増しているのだそう。
主に子どもがかかる病気ではありますが、妊婦さんが感染すると、胎児に感染する恐れがあります。
国立感染症研究所の報告によると、妊婦から胎児への感染が確認された69例のうち、流産・死産49例となっています。
リンゴ病は、飛沫感染します。
発熱、せき、くしゃみなど、風邪に似た症状の10~20日後に、赤い頬の症状が発症します。ただし、頬が赤くなっる症状が出たときには、すでに感染時期は過ぎているので、感染に気づきづらいというのが流行が拡大してしまう一因。
感染防止には、手洗いや咳エチケットが重要です。
通常の風邪やインフルエンザなどの感染予防と同様なので、特に冬の季節は親子ともにしっかり手洗いうがい・マスクで予防するといいですね。
「感染症アラート」でチェック
感染症・予防接種ナビというサイトの「感染症アラート」では、リンゴ病だけでなく、全国の様々な疾患の流行が確認できます。
現在、リンゴ病は、特に首都圏や宮城県で流行が顕著とのことですので、お子さんのいるご家庭や、妊婦さんは特に注意してお過ごしくださいね。
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