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軽井沢にこの夏オープンした5階層の巨大アスレチック「OWL ADVENTURE(アウルアドベンチャー)」。
今回、チアママ取材班から2組の親子(ママと4歳息子&ママと7歳息子)で体験会に参加してきたので、その様子をレポートいたします!
ちなみに、筆者の息子は、まだ4歳ということもあり、本格的なアスレチックにチャレンジするのがはじめて。人一倍ビビリの息子の不安とワクワクの葛藤の様子もぜひご覧ください…(笑)
小さい子どもから大人まで、みんなで楽しめるアスレチック
このアスレチックの1番のポイントは、「5階層」という部分だと思います。
地上1m・2m・4m・6m・8mの中から好きなコースを選べるので、自分に合わせた難易度にチャレンジできます。
ビビリの息子には、まだまだ本格的なアスレチックは、早いかな~と思っていたので、コースを選べるというのは、とてもありがたい仕組みだなと思いました。
ちなみに、「5階層」もあるアスレチックは日本でここだけだそうですよ!
優しいスタッフが迎えてくれる
まずは、優しいスタッフのお兄さんにハーネスを付けてもらい、説明を聞きます。
最初、ビビリの息子は「やならい!」の一点張りでしたが、優しいお兄さんが話し相手になってくれたことで、息子の気持ちにも徐々に変化がでてきた様子。
なんとか、ハーネスを付けるところまでこぎつけることができました。
自分で難易度を選んでスタート
説明を聞き、基本の動作をマスターしたら、とうとうスタートです!
今回参加したママと息子達は、みんなアスレチック初心者だったので、まずは、2mコースからチャレンジ!
やる気満々だった、お友達の息子くん(7歳)はトップバッターでぐんぐん進んでいきます。
「7歳にもなるとさすがだな~」と私が感心していると、それを見た4歳息子も感化されたようで、「僕もやる!!」と、お友達のママを抜かして2番めに続きます。
私は下から息子を見守ることにしました。
「勇気」「考えて・決めて・やり抜く力」が試される
最初、良い調整で進んでるように見えた4歳息子ですが、徐々に雲行きは怪しくなってきました。
「こわい…」「こわい~!!」と言い出し、とうとう泣き出す息子。
しかし、このアスレチックはコース終了まで命綱が外せない仕組みになっているため、一度スタートすると途中でリタイアすることはできません。
(厳密には、緊急の避難方法があるそうですが、あくまで緊急の場合のみスタッフが駆けつけて、助けてくれるそうです。)
後ろから続くお友達ママにサポートしてもらいながら、とってもスローペースですが、前に進んでいきます。
私は下から応援しますが、恐怖でパニックになった息子は、とうとう「ママのせいだ!」と泣き叫びます。
でも、いくら怒り狂おうと、泣き叫ぼうと、ここから抜け出す方法は自分で、勇気をふりしぼり、考えて、決めて、前に進むこと1つなのです。
ゴールをした達成感から感じるもの
アスレチックのゴールは、ジップラインで滑り降りて終了となります。
滑り降りるギリギリまで不安な表情をしていた息子が、地上に着地して、私にまず見せてくれた顔は、こちら。
めちゃくちゃ楽しそう(笑)
私が「どうだった?」と聞くと「楽しかった!」と即答で返事をもらいました。
4歳の息子から「できた!という体験から新しい自分を発見した」とか「家族や仲間が応援してくれたから、頑張れた!」なんて言葉が出てくるわけはないですが…(笑)
最後に見せてくれた笑顔と「楽しかった!」という力強い言葉から、そういう気持ちを息子から受け取ったような気がします。
子どもと同じ目線に立てる
ちなみに、私もこのあと息子と同じ2mコースにチャレンジしましたが、こちらは、割と余裕で楽しめるレベル。
その後チャレンジした4mコースになると、私でもちょっと恐いという感覚で、お友達の7歳の息子くんは、このコースで、かなりの恐怖感を感じているようでした。
そして最後に、せっかくだからと一人で8mコースにチャレンジ!!
で、「やめれば良かった…」と、心の底から後悔することになってしまいます(汗)しかも、まだコースの1/3ほども進んでいない場所で…。
私が、とてつもなく恐怖を感じたのは、「落ちるかも!」と思った瞬間でした。
2mと4mで多少慣れた気になっていた私は、一番高い8mという高所で、グラっとバランスを崩してしまいます。その後は、泣きそうだし、手が震えるし、もう途中で辞めたいし…と後悔の気持ちでいっぱいに(笑)
そして、「そうだ。子どもたちがとても恐怖を感じていた瞬間も、バランスを崩したときだった!」とやっと気がつき、「子どもたち、頑張ったな~」と、しみじみ思ったのです。
小さい子どもと大人だと、やはり体格、腕力、バランス感覚も違います。
だからきっと、バランスを崩すタイミングも違うし、高さから感じる恐怖感も違います。
5階層というコースを選べる仕組みは、大人も子どもそれぞれが、それぞれのタイミングで恐怖と達成感に出会うことができるだけでなく、大人が子どもの恐怖心に心から共感でき、子どもの頑張りに心から感動できる仕組みでもあるのだなと感じました。
ちなみにこの8mのコースは4歳でクリアした子もいるそうですよ!
今のところの最高齢は70歳だとか。低いコースならもっと小さい子でも楽しめているそうです。
「生きる力」「可能性を切り開く」を目的として立ち上げられたアウトドアリゾート施設
この「OWL ADVENTURE」は、上信越高原国立公園の中に位置するキャンプ場「ライジングフィールド軽井沢」の施設内にあります。
ここは、「子どもの生きる力を高める」「人・組織の可能性を切り開く」ことを目的として立ち上げられたアウトドアリゾート施設なのだそです。
そこに新しくオープンするアスレチックには、やはり同じコンセプトが秘められているのだなと、アスレチックを体験して、身をもって感じ取れた気がしました。
楽しいだけのレジャーも良いですが、家族みんなで、それそれの恐怖に打ち勝つ体験などいかがでしょうか?
キャンプも一緒に楽しめるので、楽しみ方の幅も広がりそうです。
そして、体験した子どもたち・大人たちが、それぞれの成長と感動を持ち帰れることを、私も願っています!
【施設概要】
施設・イベント名 | |
料金 | 2mのみ:2800円(大人・子ども)/2m~8m:4600円(大人)・3600円(子ども) |
時間 | 9:00~/11:00~/13:00~/15:00~(各回2時間制) |
対象 | 身長80cm以上・ハーネスの試着ができればどなたでも参加可能 |
公式サイト | ライジングフィールド軽井沢HP/事前予約はこちらから |