幼稚園を選ぶ際、私が大事にしたポイントは「自分がどれだけ楽出来るか」です。
「楽」とは「手抜きをする」ということでは決してなく、「無理せず楽しめる」という意味です。
教育方針が自分の子供に合っているか、親の求めているものなのかが最重要であることは間違いありません。
でもその次に重要なのが「お母さんが無理しない」ことだと考えたのです。
幼稚園によってはお母さんが園の行事に関わるのは当然だったり、バッグ類は全て手作りでなければならない、冷凍食品のお弁当はNGといったところがたくさんあります。
手芸も料理も得意だし、子供の教育に親が携わるのは当然、幼稚園には積極的に顔を出したいわ、という方なら何も問題はありません。
しかし、もしもお母さん自体が手芸や料理が苦手だったり、お仕事をしていたり下の子がいて頻繁に幼稚園には行けない状況だとしたら…。
ここで「よし、頑張るぞ!」と思えずに苦痛に感じるようならば、いくら教育方針が合致していてもこのような園を選ぶのは相応しくないと思うのです。
ママ友達との価値観の相違に苦しむ3年間(ないし2年間)を過ごす事にも繋がりかねません。
我が家の場合ですが、幼稚園を探し始めた時期(入園1年前)は、次男が生まれたばかりでした。
NICUに入っていたこともあり、今後何があるかわからなかったので、以下のような条件で選びました。
■駅から近い
住宅街にあるような幼稚園だと、天気が悪くて自転車が使えない時に交通手段が無くて不便。
また、バスに乗る程の距離では無かったり、バス停から遠かったりすることも。
駅近なら駅前行きのバスは必ずあるし、万が一外出中に緊急の呼び出しがあっても電車で飛んで行けます。
■送迎バスがある
下の子を連れての送り迎えは大変。天気に左右されることもありません。
■給食とお弁当の選択制
月極めで給食を頼むことも、当日給食を頼むことも可能なので、体調の優れない時や疲れている時は助かります。
そして入園してみて良かったことは以下のポイント(こども園併設だからというのもあるのかと思います。)
■親の出番がほぼ無い!
学期に一度の保護者会と年に2回の保育参観位しかありません。
あとは遠足、運動会、お遊戯会くらい。
役員は全員平等に割り振られるのですが、こちらの仕事も年に一回程度です。
お遊戯会の衣装も園にある在庫を使うので新たに作ることは滅多にありません。
バサーも無いです。(バザーの有無は結構重要かも!)
■バッグ類などは市販のものでOK
手芸は嫌いじゃないので入園当初は手作りしましたが、学年が上がるにつれ細々した巾着が必要になり、最近では100均で調達しています(笑)
私は料理が好きなのでお弁当作りも厭わないのですが、給食という選択肢があることでお弁当作りが義務になることがなく楽しんで作ることが出来ています。
朝ゆっくり寝たい時は給食です!
入園当初は次男の育児疲れも重なり、私自身がクタクタでした。
幼稚園に少し慣れてきてからは毎週末延長保育にし、駅前のスーパーで出来合いの惣菜を購入してから長男を迎えに行くこともありました。
自転車さえ乗りたくなくて駅前からバスに乗って帰ることも。
駅の近くで本当に助かっています。
…と、これはあくまで私個人の場合なので、考え方も異なるし皆さん全てに当てはまることはないとは思いますが、
「お母さんが無理せずに、毎朝気持ち良く子どもを送り出せるがどうか」
というポイントも併せて考慮して幼稚園選びをしてみてくださいね!