【連載】公園・庭園・デパートの屋上で遊ぼう![76]
約320種を誇る動物を飼育している多摩動物公園。
その広大な敷地内では動物たちが檻の代わりに壕で仕切られた広い放飼場で自然に近い姿を見せてくれます。
▲案内図
■オーストラリア園ではコアラやカンガルーの姿が
最初に向かったのはオーストラリア園。
正門から入った奧の方にあるので、シャトルバスで向かいます。シマウマ柄のシャトルバスは、運転席の隣の座席にも座れます!
オーストラリア園の奧にはコアラ館があり、ここにはコアラや小動物がいます。また、外ではカンガルーの姿も見ることができるのですが、その距離感にはびっくり!
▲木の上で器用に寝ているコアラがとってもかわいい!
▲カンガルーをかなり間近で見ることができます
■アジア園ではオランウータンやユキヒョウ
アジア園にいるオランウータンは木から落ちないのことで有名。
それにちなんだ「合格祈願」のコーナーもありました。
残念ながらオランウータンのスカイウォークは冬の間は休止中ですが、あたたかくなると器用な枝渡りの技を見ることができますよ。
他にもオオカミやユキヒョウなど、アジアの様々な動物に出会えます。
▲「落ちない」オランウータンにかけた合格祈願。ユーモアがありますね(2017年は2月23日まで)
▲寝そべっている姿がなんとも愛嬌のあるオランウータン(スカイウォークは毎年春頃再開予定)
▲ユキヒョウはこんな姿をしていますが
▲岩に同化するのが得意です。見つけられるかな?
■様々な種類の蝶が一年中見られる昆虫園
昆虫園では、様々な外国の昆虫や、昆虫の生態についてわかる模型などの展示があります。
でも何と言っても圧巻なのは蝶!
昆虫生態園の中では、温室のようなスペースで色とりどりの蝶が舞っているのを間近で見ることができます。洋服や鞄にとまった蝶を間違って外に連れ出さないようにご注意を。
なお、昆虫の展示は随時入れ替わりがありますのでご注意ください。
▲ハナカマキリは花びらのような外見
▲オオコノハギスはこんなに大きい!
▲たくさんの蝶が飛び交う姿を間近で見ることができます
■アフリカ園はアフリカの大地そのもの
アフリカ園では、ライオンやキリン、シマウマといった動物やフラミンゴの姿を見ることができます。
動物たちは自然界と同じように、群れをなして暮らしています。
特にピンクのフラミンゴが何十羽も集まっている姿は圧巻です!
ライオンバスは残念ながら現在休止中ですが、再開したらライオンの群れにかなり近づくことができます。
ライオンバスは2019年再開予定です。
▲アフリカ園に続く道にはこんな遊び心が
▲自然に近い複数頭の群れが形成されています
▲キリン、シマウマ、ペリカンなどが同じ場所でそれぞれ群れで生活しています
▲ゾウはやっぱり大きい!
▲ピンクのフラミンゴが勢揃い!圧巻でした
とにかく広い敷地で、のびのびと自由に飼育されている動物たち。
一日かけてじっくり見て回ることができます。坂道も多いので、いい運動になりますよ。
【公園情報】
- 開園時間…9:30~17:00(入園は16時まで)
- 休業日…水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
- 入園料…有料
- 場所…東京都日野市程久保7-1-1
- アクセス…京王線、多摩モノレール「多摩動物公園駅」から徒歩1分
- 公式サイト…多摩動物公園
※この記事の内容は2017年1月時点のものです。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
※この記事は多摩動物公園の許可を受け、取材・撮影を行っています
※本記事は「PARKFUL | 公園をもっと楽しく、もっと身近に。」の記事をもとにCheers! mama編集部が一部編集して掲載しています。