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自分で身支度できるかな? 「おしたくボード」で楽しく習慣づけ

 

長女4歳(年中の学年)になったころ、そろそろ「自分の身支度は自分で」を覚えてほしいなぁと思い始めたのですが、朝も晩もスムーズにタスクをこなせず、親子ともにイライラの日々。

 

【朝】

私:トイレ行った?

長女:行った〜

私:顔洗った?

長女;あ、忘れた〜

私:パジャマは洗濯かごに入れた?

長女:それはやった!(怒)

私:髪とかした?

長女:あ、忘れた〜

私:(怒)

 

【夜】

私:おもちゃ片付けた?

長女:片付けた〜

私:トイレ行った?

長女:ま〜だ〜

私:明日の準備は?

長女:ま〜だ〜

私:あと何すればいいんだっけ?

長女:わかんない!(怒)

私:(怒)

 

「もうやった」「まだやっていない」の項目は、その都度、異なります。

毎日、1個は言われる前にできるのに、それ以外は指摘されるまで動けない。

これは、「朝起きてから出かけるまでにすべきこと」「夜寝る前にすべきこと」が頭のなかにできあがっていないんだろうなぁと思い、タスクリストを作ってみました。

 

それが、「おしたくボード」です。

 

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100均でホワイトボード(大きめのサイズにしたので200円か300円でした)とマグネットを購入。

タスクリストは、ワードで作りました。

 

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上段が「あさのおしたく」、下段が「よるのおしたく」です。

文字だけではテンションが上がらないかな?とおもい、タスクごとにイラストを入れました。

ママの手書きでイラストを書いてあげたら喜んでくれるのでしょうが、残念ながら絵心皆無の私は、無料のイラスト配布サイトの力を借りました。

 

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今回利用したのは、有名な「いらすとや」。

生活に沿ったイラストがたくさんあり、またイラストのテイストも統一されているのでとてもオススメ。会員登録なども必要なく、だれでも利用可能です。

他に私がよく利用しているのは、「イラストAC」は会員登録だけで無料で使用可能。ユーザー投稿型のサイトなので、イラストの数は膨大です!

これ以外にも、「イラスト 無料」などで検索するとたくさんヒットします。商用利用ができないサイトも多いのですが、個人的な利用は無料というところがほとんどなので、子どものものを作って自宅で使う分にはとても重宝します。

 

深夜作業でこの「おしたくボード」を完成させ、棚に掛けておきました。

翌朝、起床した長女は「なにこれ! お・し・た・く…なんて書いてあるの?」…そうだ、まだカタカナの読みは完璧ではなかったのでした。

 

「これは、おしたくボード。

朝、起きてから出かけるまでに自分でしなくてはいけないことは上の段に書いてあるよ。

終わったら、好きなマグネットをしかくの中にぽんっと置いてね。

これなら、トイレは行ったけど顔を洗うのを忘れた、とかがすぐに分かるでしょう?

夜、寝る前にしなくてはいけないことは、下の段ね」

 

すると早速、「トイレ行ってくる!」と自ら行動。

トイレから戻り、「つぎは、かおをあらう、洗わなきゃ!」といって洗面所へ。

 

そして、「トイレと、かおをあらう、が終わった!」と言って、マグネットをポチり。

 

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「つぎは、ぶくぶくうがいか!」と言って再び洗面所へ。

 

これまで、「トイレに行ったら、そのまま洗面所で手を洗って顔を洗ってうがいをしたほうが効率的では…」とアドバイスをしたことがあるのですが、子どもには(うちの子だけ!?)、1つの行動に3つの要素を入れるというのがピンとこない様子。

1つずつのタスクに分けたことで、「次はこれ、その次は、これ」と順にこなしていきやすくなったようなのです。

 

今は、「次何やるか、おしたくボードで確認して〜!」と声をかけると、「わっ、まだ髪とかしてない!」「あー、今日、顔洗うの忘れちゃった…」と自分で気づくことができるので、と怒られることが(というか、私がイライラして怒ることが)格段に減りました。

 

タスクの増減も、ワードで作ったファイルをちょっと修正して印刷して、ホワイトボードに貼り直せば完了なのでお手軽。

 

この「おしたくボード」で、自分で身支度を整える習慣が身についたら、今度は「おてつだいボード」を作ってみようと目論んでいる母なのでした!

 

ハッ!

このマグネット方式、次女(1歳)のイヤイヤ期対策にも応用できるかも!?

 

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