【シリーズ】ファミリーキャンプに行こう![17]
屋外で長く過ごすことで、季節をからだ全体で感じることができるのがアウトドア・キャンプ。
せっかく四季のある国でアウトドア体験をするのですから、季節感を上手に取り入れて楽しみたいですよね!
というわけで、今回から数回に分けて、「季節感をキャンプに取り入れよう!」というテーマで書かせていただこうと思います。
■季節感を演出する「料理」
季節感を演出できるものは様々ありますが、特に取り入れやすいもののひとつが「料理」です。
旬のものは体に必要な栄養素を含んでいるという話もありますし、自宅だと同じようなメニューになりがちなものですが、キャンプでは料理から季節感の演出をしてみてはいかがでしょうか?
■BBQをメインにするなら…
キャンプ料理の定番「BBQ(バーベキュー)」に季節感を取り入れるなら、旬の野菜がおすすめです。
まずは、春の定番、たけのこ!
そして、ソラマメもおすすめです。まるごと、外側が真っ黒になるまで焼いて、中身をいただきます。
ピーマンはまるごと焼いて! ジュワっとジューシーにいただけます。
秋ならきのこのホイル焼きもいいですし、贅沢にマツタケを焼いてみてもいいですよね!
どの季節でも、スーパーに行けばどんな野菜も揃っているので、「季節の旬の野菜」を意識する機会は少なくなっているように感じます。
でも、地場産野菜を扱っている場所なら、旬のものを多く取り扱っているので、「あ、今はこれが旬なんだな」ということを目で見て知ることができます。
なので、キャンプ場近くの地場産野菜を売っている「道の駅」や「農産物直売所」で旬の野菜を探してみてみるのも楽しいですよ!
■BBQ以外でも!
キャンプといえばBBQが定番ともいえますが、ご家庭にあるカセットガスコンロを1つ持っていけば、家とあまり変わらない感覚で調理できるので、ガスコンロ調理にもトライしてみてください。
夏なら、夏のハーブの定番、フレッシュなバジルを使ったピザがおすすめです。
炒めたズッキーニやナスなどを載せて焼いてもおいしいですよ!
ピザは冷凍の生地に旬のものを載せていただくだけなので、どの季節にもアレンジしやすいのが嬉しいポイント。
ダッチオーブンでもできますが、扱いがむずかしいので、簡単にガスコンロ調理で作りましょう♪
薄めの生地を選んで、下にアルミホイルを敷き、蓋をしてガスコンロでピザ生地を焼きます。全体的には火が通りにくいので、熱を入れる必要のある野菜やお肉などの具材は、先に火を通してから載せると、「生だった!」ということになりません。
最後はガスバーナーで炙るとおいしそうな焼き目がつきますよ♪
■秋~冬にかけてなら、やはり暖かい料理!
おでんならコンロで煮込むだけで完成なので、とってもおすすめです。
外で食べる鍋は格別ですよ!
■お酒にも変化を
夏ならやはりビールですが、乾杯にスパークリングワインを持参しても素敵です。
赤ワインにフルーツを入れたサングリアもおすすめ。お酒を飲まない方も、フルーツを入れた炭酸水など、さっぱりとした口当たりのものがおいしく感じると思います!
秋~冬ならホットワイン、熱燗などのホットドリンクが温まってとてもおいしいです。
ノンアルコールなら、ホットミルクやチャイ、ココアなどもおすすめです。
■おいしい料理で、アウトドアは一層楽しくなる
ワンパターンになりがちなアウトドア料理に季節感を取り入れると、
それだけでなんだか一層魅力が増した気がしますよね♪
次回も、「季節感をキャンプに取り入れよう!」をテーマに、もっとファミリーキャンプを満喫するヒントをご紹介したいと思います。