前回に引き続き、行ってみてわかった子連れにやさしい株主総会をご紹介します。
参考記事:子連れで「株主総会」へ![前編]キッズスペースや託児、おむつ交換のベビーベッドも完備!
実際のところ、子連れにやさしい株主総会を開いている企業は1割にも満たないと思います。
基本的には株主総会は株主しか入れないものですし、子どもが株主というケースでもないかぎり、子連れNGという会社が多いです。また逆に、「3歳以下のお子様のみ入場可」といった年齢制限を設けている企業もあります。
■幼児も飲める麦茶がもらえた「伊藤園」
伊藤園の株主総会では、自社の商品でもあるお茶などから2本飲み物をいただけるというサービスがありました。
息子でも飲める「麦茶」があったのでありがたかったです!
株主総会に行くと、飲み物のサービスなどもよくありますが、なかなか乳幼児が飲めるものがなく、いつもお水になっていたのです。
このときは息子も大喜びで一生懸命飲んでいました。
写真撮影スポットなどもあり、子連れの方がやはり写真撮影していました。
グランドプリンスホテル新高輪が会場だったので、総会終了後は庭園をお散歩して帰ってきました。
■お子さま歓迎の「ぴあ」
ぴあでも本会場とは別に、株主総会の映像を映しているモニターが設置された部屋が設けられていました。
子連れの株主の方が、その映像をみていました。
ぴあでは株主総会終了後に、社長やぴあのキャラクターと一緒に写真を撮らせてもらうことができました。
お子さま歓迎という雰囲気があり、よかったです。
■ぬりえや折り紙があった「キューピー」
キューピーの株主総会にもプライオリティーシートがありました。
東京国際フォーラムの本来のホールとは別に、ホール外のスペースに株主総会の映像がながれているモニターなどが設置されていました。
そのスペースは子連れの方向けに、ぬり絵コーナーも設置されていました。息子は本格的なぬりえをするのは始めてでしたが、クーピーをもって一生懸命塗っていました。
他にも折り紙なども用意されていて、そちらでも遊んでいた息子でした。
その間、私は隣の席で株主総会の様子をみていることができました。こういったちょっとした配慮が本当にありがたいです。
■会社運営の保育園が利用できた「JPホールディングス」
こちらは、株主総会ではなく四半期の決算説明会で行きました。
JPホールディングスは保育園を運営しているということで、今注目を集めている企業です。
育児中の私にとっても気になる企業のうちのひとつでした。
この説明会に参加中、子どもをこの会社が運営している保育園に預けることができました!
本社近くに保育園があり、事前予約した上で、当日はまずそちらの保育園へ向かいました。
書類の記入・オムツなどを預けたり、夕飯の種類(まだ離乳食が完全に終わった段階ではなかった為)を選んだりといったことを行ったうえで、私は説明会へ行きました。
特に保育園から電話連絡などが入ることもなく、私は説明会に最後まで参加することができ、社長のお話などもじっくりきいてくることができました。
説明会終了後、保育園に息子を迎えに行くと、楽しそうに遊んでいる息子の姿がありました。
実は今回、初めて保育園という場で食事をした息子でしたが、すんなり食べ終え完食したそうです。先生や他のお友達と遊ぶこともでき、息子にとっても有意義な時間を過ごせたようです。
息子の様子を聞かせてもらっていても、この保育園・会社のことを感じ取ることができました。