次男が産まれて10カ月。
長男の時にはそんなに困らなかった「薬を飲ませる」というお仕事が、まったく上手くいかずに大苦戦!!
長男は、「薬を水で溶かしてお皿やスプーンで飲む」という方法でかなり月齢の低い頃から4歳になった今まで過ごしています。この方法で何の苦労もありませんでした。
しかし、同じ方法を次男に試してみると…5カ月くらいまでは、お皿やスプーンは無理でもスポイトを使えばなんとか飲んでくれたのですが、離乳食を始め、8カ月を過ぎた頃から、口の中に入っても吐き出す・暴れまくる。
最後はやっと飲ませた薬を全部吐くという暴挙!!
どうにもならなかったので2人目にして初めて、薬の飲み方にはどんな方法があるのかを調べ、かたっぱしから試してみました。
試行錯誤の末、なんとかお互い納得できるところを見つけたのでレポートします。
(1)粉薬を練って上顎に貼り付ける
「少量の水お水で練って、ほっぺの内側か上あごに塗って、水分(おっぱいやミルク)で流し込んでくださいね」
小児科の受付の方に言われていたこの言葉。
みなさんに一番お伝えしたいのはこの【少量の水】という表現にあたる水の量!!
ここで言う「少量の水」とは、この薬の量に対して……
滴り落ちる雫、2滴!
滴り落ちる雫、2滴!!!
…そう、【2滴】でいいんです!!
大きな雫だと2滴でも多いくらい。私が「少量」という言葉から連想していた水の量よりも遥かに少なかったです。
そういえば長男の時はこの水の量が多すぎて上顎やほっぺの内側に塗りつけられる硬さにできず、スプーンで飲ませていました。
2滴の水と混ぜてみると…
↓
こんな具合に練り上がります。
こうして正しく練り上げることに成功した粉薬は次男に飲ませることに成功しました。
(2)粉薬を溶かして飲ませる(液体の薬を飲ませる)
液状の薬を飲ませるには、
- スポイト
- 哺乳瓶のチュッチュのところに入れて
- お皿やコップ
- スプーン
- スポイトがないときはストロー
…といった方法があります。
長男の時には、ストローが大活躍! スポイトがない時や出先でもできたので便利でした。
大人がストローで液体をチューっと吸って、指で押さえて、そのまま子どもの口へ入れる…という方法。
指で調整しながらあげられるので私はスポイトよりやりやすかったです。
長男は、慣れてくると「チュッ」と吸ってくれるようになりました。…が、次男は全く受け付けませんでした。
また、ストローの場合は、先が丸くなってないので、薬を嫌がって暴れてしまうケースには向かないかもしれません。
(3)薬を何かと混ぜて食べさせる
薬と混ぜるものには、
- 市販のゼリー
- アイス
- ヨーグルト
- 薬をのむためのゼリー
…などがあります。
次男がはじめて「混ぜて食べさせる」という方法に挑戦した際に私が大失敗してしまい、その後、怪しい食べ物だけでなくご飯も食べなくなってしまったという経験が…。
この、【私がしてしまった失敗】とは、薬を処方された時に、
「苦い抗生物質は、高級チョコアイスと混ぜてあげてください。チョコアイス以外はごまかしにくいんです。チョコアイスは抵抗あるかもしれませんが…お願いします」
と言われたにもかかわらず、
(いやぁ、チョコアイスはまだ早い……大好きなゼリーがあるから、それでまず試そう)
…と、ゼリーで挑戦したこと。
ゼリーと混ぜた薬を口にした瞬間に、次男は泣き出し、ベーっと出し、そのまま咽せてげぼぉ〜。
後で私が試してみたら、大人でもかなりの苦さが長時間続いてました…。
どうやら、薬の種類によって味を消す組み合わせとそうでないものがあるようなのです。
たとえば、乳製品とまぜるとすっごく苦くなってしまう薬があったり。私が失敗した、チョコアイスじゃないとごまかせないほど苦い抗生物質なんていうものがあったり。
なので、この「混ぜて食べさせる」方法を採用する際は事前に薬局のサイトなどで組み合わせについてチェックしたり、調剤薬局で薬剤師産にどんな種類のものと混ぜると良いか相談してみると安心です。
そして、子どものおくちに入れる前に、大人が試してからトライするのも良いと思います。
(4)おまけ:塗り薬
「当たり前だよ〜!」と思われる方も多いかもしれませんが、私がつい先日知って、とっても役に立った方法は…
患部に薬を塗ってから絆創膏を張るのではなく、絆創膏のガーゼに薬を塗ってから患部に貼るというもの!
↓
これ、圧倒的に失敗が少ないので、オススメです!
以上、私と次男の投薬試行錯誤レポートでした。
今、お子さんにお薬を飲ませるのに苦戦している方でも、いつもと違う方法を試してみたら案外うまくいった!…なんてこともあるかしれません。
ご参考にしていただけたら嬉しいです!
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